同人誌評・2024年


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「全国同人雑誌協会」HP「全国同人雑誌評」    



長崎県の同人誌 投稿者:にいな2024/10/09
10月9日水曜日の長崎新聞「長崎県の同人誌」欄には、10誌の文芸同人誌が取り上げられています。「問われれる 未来への覚悟」と題して小出久記者の執筆。「ら・めえる」88号では、吉田秀夫氏の小説「天正遣欧少年使節」藤澤休氏の評論「日本人の勤勉と時間厳守の精神」草場里見氏の「長崎の文学碑を訪ねて」が取り上げられています。「西九州文学」51号では、寺井順一氏の小説「語る女」居原木咲子氏の小説「幸せな老後を探す旅」などが取り上げられています。「長崎文学」106号では野沢薫子氏の小説「町田医院の待合室」松尾律子氏の小説「春爛漫」が取り上げられています。
 長崎新聞文化欄には、長崎ペンクラブ(「ら・めえる」)会長を辞した田浦直氏(87歳)のインタビュー記事が掲載されています。

「西日本新聞」10月3日(木)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「人が集う」
みやまそらねさん「ほとりにて」(「龍舌蘭」212号、宮崎市)、野沢薫子さん「町田医院の待合室」(「長崎文学」106号、長崎市)
伊福満代さん「レモンを手に」(「龍舌蘭」212号)、松尾律子さん「春爛漫」(「長崎文学」106号)、水木怜さん「幸せのパズル」・藤代成美さん「遺言」(「照葉樹二期」、福岡市)、谷村清子さん「麦の穂」(「飄」124号、山口県宇部市)
岡林稔さん「昭和十六年の中村地平」(「龍舌蘭」212号)

「西日本新聞」9月3日(火)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「死者への想い」
岬龍子さん「海を渡る」(「詩と眞實」903号、熊本市)、矢和田高彦さん「別れ花」(「山口文芸」376号、山口市)
さとうゆきのさん「私の筑豊物語-タイワンドジョウ-」(「海峡派」160号、北九州市)、下村幸生さん「彷徨」(「宇佐文学」74号、大分県宇佐市)、居原木咲子さん「幸せな老後を探す旅」(「西九州文学」51号、長崎県大村市)

「西日本新聞」8月1日(木)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「立場」
有森信二さん「涸れ川」(「海」99号、福岡市)、佐々木信子さん「余生」(「第八期九州文学」585号、福岡市)
周美麗さん「国語話せば」(「龍舌蘭」211号、宮崎市)、後藤克之さん「見えない斜面」(「絵合せ」8号、福岡市)、本山航大さん「紅茶を飲みながら」(散文詩「隣り村」別巻、福岡市)

「西日本新聞」7月2日(火)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「捉え方の変化」
野見山潔子さん「紅葉」(「火山地帯」211号、鹿児島県鹿屋市)、山田佳苗さん『夏の花のままで』(花書院)
立石富生さん「一滴のせれなあで(「火山地帯」211号)、本多和代さん「下駄を持って」(「長崎文学」105号、長崎市)、井上淳子さん「シャガの花」(「筑紫山脈」45号、福岡市)

「西日本新聞」6月3日(月)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「ケア」
宮脇永子さん「長い一日」(「南風」55号、福岡市)、木島丈雄さん「雨上がりの朝に」(「第八期九州文学」584号、福岡市)
和田信子さん「いつもの三人」(「南風」55号)、金谷相亨さん「絆3・4・5」(「詩と眞實」898号、熊本市)、水木怜さん「幸せのパズル」(「照葉樹二期」25号、福岡市)

「西日本新聞」5月2日(木)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「殺生」
本山航大さん「むしやしない」(「隣り村」8号・最終号、佐賀市)、吉井恵璃子さん「鹿の瞳(め)」
文芸誌「ふたり」31号・最終号(佐賀県唐津市)より白石元秀さんの連載エッセイ「風の羽音」・白石すみほさんの小説「昏夢」など
「隣り村」主宰の八田千恵子さんは6月に別巻発行予定

「西日本新聞」3月29日(金)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「集団を描く」
立石富生さん「異形の町」(「火山地帯」208~210号、鹿児島県鹿屋市)、若窪美恵さん「バネ指」(「海峡派」159号、北九州市)
野見山潔子さん「箱の神様」(「火山地帯」210号)、後藤克之さん「男として」(「絵合わせ」7号、福岡市)、都満州美さん「難を逃れた私」(「海峡派」159号)、矢和田高彦さん「切り出し」(「文芸山口」373号)

「西日本新聞」2月29日(木)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「つながり」
有森信二さん「空に返す」(「海」第二期31号、福岡市)、みやまそらねさん「うみさちやまさち」(「龍舌蘭」210号、宮崎市)
高岡啓次郎さん「妄想日記」(「海」第二期31号)、野々上万里さん「彼岸」、藤崎正二さん「濱砂さん その2」(共に龍舌蘭」210号)、宮川行志さん「荷馬車」(「詩と眞實」895号、熊本市)

「西日本新聞」1月31日(水)朝刊「西日本文学展望」茶園梨加氏筆
題「死者の弔い」
出水沢藍子さん「鞦韆(ぶらんこ)」(「小説春秋」34号、鹿児島市)、小河原範夫さん「渡来人の盆踊り」(「ガランス」31号、福岡市)
下村幸生さん「能面の内」(「宇佐文学」73号、宇佐市)、齊藤きみ子さん「マニーズ・ヒストリー 3」(「小説春秋」34号)、入江修山さん「父のマリア」(「ガランス」31号)、あびる諒さん「エロ仏陀(七)居眠り村」(「詩と眞實」895号、熊本市)