同人誌評・2008

投稿者日和貴  投稿日:2009年 1月 6日(火)13時46分57秒
「毎日新聞」西日本地域版2008年12月20日朝刊「言葉の森から」小説編<10〜12月>松下博文氏筆
宮原敏博「会津の女」(「龍舌蘭」147号)、周防凛太郎「嘉平の遺書」(「Garance」16号)、阿倍里美「木の下、光の中」(平成20年度福岡県高文連散文部門最優秀作品・筑紫女学園高校3年)
冒頭で藤沢周平「盲目剣谺返し」の映画化「武士の一分」に触れ、文末は以下の文章で結ばれている。
「山口県宇部市で発行されている「飃」79号には地元の高校生の作品が掲載されていた。近くの中学校や高校を巻き込んで同人誌主催の文芸コンクールを実施してみたらどうだろう。何かをやってみよう。そしてひとりになっても、書きたいものを書くこと。それが物書きの一分ではないか。」

投稿者日和貴  投稿日:2008年12月28日(日)11時23分8秒
「西日本新聞」12月27日朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
<文中抜粋>本紙で六月から七月にかけて、十三回にわたって連載された「九州同人誌探訪」では、改めて地元の同人誌の層の厚さと熱気を確かめられた。また、同誌(補・「文學界」)の同人雑誌優秀作に上半期が鮒田トトさんの「犬猫降りの日」(「竜舌蘭」一七二号、宮崎市)、下半期が江口宣さんの「イエスよ涙をぬぐいたまえ」(「九州文学」五二三号、福岡県中間市)がえらばれたことも、そのことを実証している。
正田吉男さん「放牛往還記 前夜」(「詩と真実」七一四号、熊本市)、赤松健一さん「我らの行方」(「海」六七号、福岡市)
「邪馬台」一六九号(大分県中津市)より「創作」として、宇津木立さん「鳶の笛(その六)」、浦本啓次郎さん「ラブレター」、岡朗子さん「お祖母ちゃんと勉強」
「海」(前出)より牧草泉さん「再会」

投稿者文学サイト長野・小島  投稿日:2008年12月27日(土)13時20分44秒
「全作家」71号「文芸時評」横尾和博


投稿者よこい  投稿日:2008年12月15日(月)15時15分11秒
「週刊 読書人」2008年12月19日・第2768号「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「翼をください」小嶋和(「文芸パトス」18号)、「雨の匂いと風の味」よこやまやよい(「星座盤」2号)、「からだの来歴」遠野明子(「時空」28号)、「三島由紀夫『サーカス』」森晴雄(「群系」21号「太宰治と三島由紀夫」特集)、「時の雨」おしだとしこ(「文学街」12月号)、「恋ヶ窪」森岡久元(「別冊 関学文芸」37号)、「コガネムシ」西田宣子(「季刊午前」29号)

投稿者馬の骨  投稿日:2008年12月13日(土)09時33分26秒
「図書新聞」第2897号、2008.12.13「同人誌時評(10月)」たかとう匡子
「古賀忠昭追悼号」(「SOOHAスーハ!」第4号)、「筧槇二追悼号」(「山脈」第125号)、「戦後短歌を考える」(「綱手」第244号)、「私の小説作法」(「全作家」第71号)。小説は、「ここにおる。」野見山潔子(「季刊午前」第39号)、「迷惑者リスト」都丸圭(「北」第52号)、「夢の鎖〈その五〉」楢信子/「堤」稲垣瑞雄(「双鷲」第70号)。

投稿者日和貴  投稿日:2008年12月 6日(土)09時40分4秒
「讀賣新聞」西日本版12月5日夕刊・松本常彦筆
タイトル:「総括」困難なあの「時代」
吉川成仁『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』(鉱脈社)
久木綾子『見残しの塔−周防国五重塔縁起』(新宿書房)・「文芸山口」(山口県)連載作品をまとめたもの。

投稿者日和貴  投稿日:2008年12月 1日(月)15時49分31秒
「西日本新聞」12月1日朝刊・西日本文学展望・長野秀樹氏筆
<今月は、医療の現場を舞台とした作品が目をひいた。>
辻一男さん「嗄声(させい)」(「詩と真実」713号、熊本市)、都満州美さん「白衣を脱ぐ時」(「海峡派」114号、北九州市)
朝比奈敦さん「町医者」(「飃」79号、山口県宇部市)、井上明さん「遂に花開く」(「詩と真実」)
「飃」では米田直人さん「街という名の主人公」が、高校生としては落ち着いた描写力があり、将来を期待させた。
「文学界」本年度下半期優秀作、江口宣さん「イエスよ涙をぬぐいたまえ」(「九州文学」)

投稿者日和貴  投稿日:2008年11月12日(水)17時23分3秒
「讀賣新聞」・西日本地域版11月7日夕刊・松本常彦氏筆・「捨て方」に心根あらわれ
渡邉弘子「漬物石」(「南風」24号)・野見山潔子「ここにおる。」(「季刊午前」39号)
由比和子の歴史小説集『月兎慕情』(花書院)
今村元市『北九州文芸あれこれ』(せいうん)について、北九州の文芸を知るには不可欠必備の一書。

投稿者よこい  投稿日:2008年11月 7日(金)18時44分49秒
「文學界」2008年12月号「同人雑誌評」松本道介氏筆
「うさぎ」井藤藍(「法螺」59号/交野市)、清水信(「火涼」59号/鈴鹿市)、「JUST」ひわきゆりこ(「胡壷」7号/福岡市)、「暗い部屋にたどり着くまで」須崎隆志(「札幌文学」72号/札幌市)、「たまゆれ」青木創(「蠍」48号/諏訪市)、「幻の鳥」中津川良一(「ん」第10集/広島市)、「風景―山の家―」山口馨(「渤海」56号/富山市)、「坂の町の家族」難波田節子(「遠近」35号/東京都)、「存在価値」フランクリン水脈子(「北門文学」10号、秋田市)、「会津の女(後編)」宮原敏博、「川の匂い」河合愀三(以上「龍舌蘭」174号/宮崎市)、「ママの細道」鷹宮さより(「りりっく」18号/川口市)、「恋ひめやも」山名恒子、「戦時の作品を顧みるということ」石垣貴千代(以上「游」19号/東京都)、「ベルタ・フォン・サイコンハイム」岩崎芳秋(「文芸事始」26号/所沢市)、「猫の耳」藍崎道子(「こみゅにてぃ」79号/和光市)、「明日もまた」葉山弥世、「『放浪記』を創る 放浪の女(ひと) 林芙美子」、「戯曲 軍縮の人」天瀬裕康(以上「広島文藝派」23号/廿日市市)、「夏の修羅」服部進(「北狄」344号/青森市)
ベスト5=「うさぎ」井藤藍、「坂の町の家族」難波田節子、「暗い部屋にたどり着くまで」須崎隆志、「川の匂い」河合愀三、「存在価値」フランクリン水脈子
2008年下半期同人雑誌優秀作・「イエスよ涙をぬぐいたまえ」江口宣(「九州文学」)
奨励作・「香花」米沢朝子(「高知文学」)、「教室はやり唄」亜木康子(「湧水」)
他候補作・「ミゼット」吉田典子(「サボテン通り」)、「JUST」ひわきゆりこ(「胡壷」)、「うさぎ」井藤藍(「法螺」)
今号をもって、「文學界」での「同人雑誌評」は最終回だったので、評者4名による座談会「同人雑誌よ永遠に」が組まれ、「書きたい人のための全国同人雑誌リスト320」が掲載されています。

投稿者よこい  投稿日:2008年11月 7日(金)18時08分49秒
「週刊 読書人」第2763号・2008年11月14日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「ありがとう、ランディ」中山和江(「コスモス文学」354号)、「家」水島弥生(「翻」4号)、「俳句はパスポート」山本悦夫(「四人」82号)、「ことの尽くる限もなく」加地慶子(「まくた」261号)、「ホセイン」村瀬巷宇(「朝」26号)、「グランマにあらず」斉木ユカル(「R&W」5号)、「江差で」安永稔和(「ぱさーじゅ」20号)、「これからの文学」山中光一(「青稲」81号)

投稿者日和貴  投稿日:2008年10月31日(金)11時11分41秒
「西日本新聞」10月31日朝刊・西日本文学展望・長野秀樹筆
古木信子さん「去りて果てなん」(「季刊午前」39号、福岡市)、渡邉弘子さん「漬物石」(「南風」24号、福岡市)
有森信二さん(福岡県太宰府市)『火の音』(花書院)
「周炎」40号(北九州市)暮安翠さん「ラマダンの星」、「文芸山口」281号(山口市)浜崎勢津子さん「女の城 1章 館長矢島充子」

投稿者よこい  投稿日:2008年10月26日(日)18時31分47秒
「図書新聞」第2892号2008年11月1日「同人誌時評」志村有弘氏筆
「命根」相馬庸郎(「AMAZON」431号/宝塚市)、「現人神」諸知徳(「あてのき」34号/金沢市)、「くたばれ忠臣蔵」逆井三三(「遠近」35号/練馬区)、「庄屋の職分―摂津国高浜村・押領吟味一件」穂積耕(「法螺」59号/交野市)、「桃の花びら」武野晩来(「青稲」81号/松戸市)、「見る聞く歩く学ぶ―江戸」野村敏雄、「上野のお山」郡順史(以上「八百八町」8号/板橋区)、「闇の森心中」湯本明子(「文芸シャトル」63号/豊田市)、「迦陵頻伽」大掛史子、「巣林一枝」山本十四尾(以上「墓地」63号/古河市)、「フォールアウト」伊藤眞理子、「記憶」河野洋子、崔龍源(以上「COALSACK」61号/板橋区)、「国の歩み」下川浩哉(「九州文学」525号/中間市)、「葦の地帯」千早耿一郎(「騒」75号/町田市)、「十五歳の夏」天路悠一郎、「武田隆子さんはかけがえのない詩人であった」菊田守(以上「花」43号/中野区)、「出征の日が初対面往きしまま耳不自由な年嵩の従兄」滝口悦郎(「未来」680号/中野区)、「被爆者の手記に報復の記録なし深き悲しみを思はざらめや」矢野伊知夫(「新アララギ」11巻9号/千代田区)、暮尾淳、瀬山由里子、中里夏彦(以上「鬣」28号/前橋市)、特集「あの俳人の今」(船団」78号/箕面市)、「春はいいですね……」武田隆子(「りんごの木」19号/目黒区)、石鍋トリ追悼(「荒栲」3巻5号/台東区)、高橋徹追悼(「GAIA」25号/豊中市)、中西泰子追悼(「塔」644号/左京区)

投稿者文芸誌O、小島  投稿日:2008年10月18日(土)21時39分55秒
「全作家」71号「文芸時評」横尾和博筆


投稿者よこい  投稿日:2008年10月12日(日)04時46分20秒
「週刊 読書人」2008年10月17日・第2759号「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「山帰来」菅礼子(「北門文学」10号記念号)、「『まぼろしの邪馬台国』映画化こぼればなし」宮崎和子(第七期「九州文学」三号)、座談会「日本の戦後文学再検討」(「中部ペン」15号)、詩「落下水」文月悠光(個人誌「月光」創刊号)、「涅槃月」衣斐弘行(「火涼」59号)、「吉村昭研究」三号、「名古屋市芸術賞記念号に寄せる」棚橋鏡代(「北斗」九月号)、「河林満さんのこと」高橋光子(「群青」73号)、「初秋吟」松雪彩(「木木」21号)

投稿者日和貴  投稿日:2008年10月10日(金)11時58分48秒
「星と泉」新創刊特大号「同人雑誌評」木井昭一筆
那住史郎「隧道」(『零文学』第5号、東京都目黒区・無頼舎)、桑村勝士「最後の夏」(『胡壷・KOKO』6号、福岡市中央区・花書院)、よこい隆「冬女夏草」(『木曜日』No.24、東京都豊島区・日本ジャーナリストセンター上野ゼミ)、みずき啓「柿に種」(『みなせ』第38号、神奈川県秦野市)、岡森利幸「オブジェクション118」(同『みなせ』の評論)、寺山あきの「矜持」(『文芸誌Oオー』第42号、長野県佐久市)、西芳寺静江「上海」(『水晶群』54号、大阪府茨木市)、難波田節子「傾いた明日」(『季刊 遠近』第34号、東京都練馬区)、「サンゾー書評」(同『季刊 遠近』)
<よしなしごと・1>として、I氏の随筆「小説は書かなくってもよい」(前出『木曜日」)


投稿者よこい  投稿日:2008年10月 7日(火)20時21分7秒
「文學界」2008年11月号「同人雑誌評」松本道介氏筆
「教室はやり唄」亜木康子、「砂漠の雨」冬樹美緒(以上「湧水」40号/東京都)、「山葡萄のねじれ」篠原しのぶ(「修羅」57号/桶川市)、「アトランティックウエザー」塚越淑行、「彼岸桜の家」島永嘉子(以上「まくた」261号/横浜市)、「卯の花腐し」鈴木比嵯子、「秋の気配」田瀬明子(以上「ガランス」16号/福岡市)、「不惑」高橋綏子、「皇紀二六〇四年の中学生日記」木村和彦(以上「海峡派」113号/北九州市)、「大気圏外への孤独」佐伯敏光(「VIKING」691号/茨木市)、「妖精の庭」高田恵子(「だりん」57号/船橋市)、「残された本」酒井敏子、「クローズィング・ツゥナイト」大重道子(以上「私人」63号/東京都)、「かたすみの向日葵」田中信子(「樹林」523号/大阪市)、「地裏より―藪睨み能舞台―(五)」西澤建義、「平林彪吾とその仲間たち(十)―私抄『文学・昭和十年前後』―」松元眞(以上「文芸復興」19号/船橋市)、「成人男子のための『赤毛のアン』入門」山川浩介(「砂」108号/東京都)、「母の頼みごと」楠本耀子(「葉風」7号/東京都)、「こよなく愛すインターナショナル」竹原素子(「シリウス」18号/水戸市)
ベスト5=「教室はやり唄」亜木康子、「山葡萄のねじれ」篠原しのぶ、「不惑」高橋綏子、「母の頼みごと」楠本耀子、「卯の花腐し」鈴木比嵯子

投稿者日和貴 投稿日:2008年 10月3日(金)20時02分48秒
「讀賣新聞」10月3日夕刊・時評・松本常彦筆
深田俊祐『スエ女覚書き』(梓書院)
「火山地帯」創刊50周年記念号(155号)から立石富生「履歴書もどき」

投稿者日和貴 投稿日:2008年 9月30日(火)10時25分36秒
「西日本新聞」9月30日朝刊・西日本文学展望・長野秀樹筆
河合愀三さん「川の匂い」(「竜舌蘭」174号、宮崎市)、青海静雄さん「蛍火」(「午前」84号、福岡市)
「火山地帯」155号(鹿児島県鹿屋市)は創刊50周年記念号。同誌より迫田紀男さん「模型飛行機」、立石さん「履歴書もどき」、倉津和良さん「鳥を飼う」
「ガランス」16号(福岡市)よりミツコ田部さん「深紅のエルサレム」副題「小説『死海文書』」
第七期「九州文学」3号(福岡県中間市)より宮崎康平夫人の宮崎和子さん「こぼればなし」
出版は由比和子さん『月兎慕情』(花書院)、浜崎勢津子さん『帰宅』(株式会社マルニ)、暮安翠さん『ある英国作家の肖像-グレアム・グリーンの生涯』(葦平と河伯洞の会)

投稿者よこい  投稿日:2008年 9月11日(木)17時26分24秒
『文学界』2008年10月号「同人雑誌評」松本道介氏筆
「風にのって」塚越淑行(「まくた」260号/横浜市)、「虚飾」豊田一郎(「孤愁」4号/横浜市)、「藤棚」後藤みな子、回想「燭台・常夏・下関(後篇)」吉田静代(以上「燭台」4号/下関市)、「それぞれの闘い(亀戸天神うらの少年 9)」岡山和男(「七十代」17号/東京都)、「海老カツバーガー」田中純子、「鳥雲に」坂本美智子(以上「森林鉄道」24号/函館市)、「冬のゆりかご」北原深雪(「じゅん文学」56号/名古屋市)、「チョコレート」津木林洋(「せる」78号/東大阪市)、「ミゼット」吉田典子(「サボテン通り」8号/函館市)、「富蔵の骨」出岡絢巳(「文学SOS」5号/鈴鹿市)、「如去(にょこ)」しん・りゅうう(「山形文学」95集/山形市)、「冬の蜂」藤山伸子(「飃」78号/宇部市)、「離別の譜」市尾卓、「ブラックホール」中里秋光(以上「季節風」106号/国分寺市)、「小川国夫と故郷」岩崎豊市(「燔」15号/焼津市)
ベスト5=「ミゼット」吉田典子、「富蔵の骨」出岡絢巳、「冬のゆりかご」北原深雪、「海老カツバーガー」田中純子、「藤棚」後藤みな子

投稿者よこい  投稿日:2008年 9月10日(水)22時03分15秒
『季刊 遠近』第35号「サンゾー書評」逆井三三氏筆
『文芸軌道』2008年4月号
「柔らかな肢体」宮樹里(G)、「来訪者」島原民子(M)、「波のむこう」春海亙(G)、「宝の/はこ」坂本良介(U)、「子生」黒羽英二(H)、「密閉する」あべゆきえ(M)、「パークエレジー」猪浦宏三(M)、「虫達への挽歌」高橋ひとみ(M)、「海峡の光」森川節子(M)
『えん21』第三号
「只見一路と三畳の間」杉本利男(G)、「未知の炎」徳永利笑子(H)、「白昼の坂道」弥勒(H)、「私は嫌われものなのか」永田浩幸(E)、「デスティニークロス(S)」大貫健太(?)、「母が去って」松永明子(E)、「ペンフレンド」菅泰子(E)、「岳翁余話(三)」岳真也(E)
『午後』
「サラリーマン春秋」井森成一(M)、「鎮魂の浜辺」鈴木今日子(M)、「修道士カドフェル」太中加世子(E)、「宇市郎仇討ち一件」保田晴男(M)、「雑草の家」稲毛恍(G)、「出逢った人と私」島有子(H)、「火事だ」中島順子(H)
『小説藝術』第四十七号
「甲州街道」和田聖子(E)、「別れ その日に」津田崇(H)、「土地」川島徹(M)、「黒いひまわり」もえぎゆう(M)、「離婚届」羽鳥善行(M)、「遥かな国に来た男」竹森仁之介(M)、「夜の匂い」鳥居厚行(U)
『新現実』春季号 第八次十八号
「智子」青山伸子(H)、「ほどけばもとの」小川悦子(H)、「しと・詩と・死と」菊田英夫(?)、「有楽町で」石毛春人(H)、「エトランジェ」稲葉有(?)、「夢見たものは……(2)」小山榮雅(?)

投稿者日和貴 投稿日:2008年 9月30日(火)10時25分36秒
「讀賣新聞」9月5日夕刊・時評・松本常彦
高崎綏子『マーガレット日記』(発表社)は同人誌「海峡派」に発表した作品を収めたもの。
「文芸山口」(280号)は創刊50周年特集号。桑原伸一をはじめ、福田百合子など同人諸氏の回想記。

投稿者よこい  投稿日:2008年 9月 6日(土)12時43分13秒
「週刊 読書人」第2754号2008年9月12日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「ノンフィクション 晴れ着」久高明子(「文芸広場」八月号)、「ラッキー」平沢ゆうこ(「文藝岩手」47号)、「カフカ『変身』想」吉貝甚蔵(「季刊午前」38号)、「中原中也生誕百年によせて」福田百合子(「文芸山口」二七九号)、「男の顔について」岡本信也(「象」61号)、「文学・ぷらぷら」庄司肇(「文学街」九月号)

投稿者:よこい  投稿日:2008年 8月30日(土)17時51分14秒
「図書新聞」第2884号・2008年9月6日「同人誌時評」たかとう匡子氏筆
特集「言葉と声」、「言葉と声―音声芸術としての朗読」星義博(以上「日本未来派」217号/東京都)、特集「詩人・杉山平一」、「綿密と爆音」八木憲爾(以上「ぜぴゅろす」3号/北杜市)、特集「太宰治と三島由紀夫」、「太宰治・罰せられるものとしての自己―『俗天使』から『斜陽』『人間失格』まで―」野口存彌(以上「群系」21号/東京都)、特集『朱鞘』(「明治大正俳句雑誌レポート」3号/平塚市)、「鏡」松川元恵(「サボテン通り」8号/函館市)、「鳥の言葉」山浦敦子(「扉」11号/佐賀市)、「夏の河」田中庸介(「ミて」103号/東京都)、「視線」蛇石孝郎(「レーベ」19号/狭山市)

投稿者:日和貴  投稿日:2008年 8月27日(水)12時46分14秒
「西日本新聞」西日本文学展望・長野秀樹筆
相加八重さん「馬の泪」(「二十一せいき」9号、大分市)、吉井恵璃子さん「あるものさがし」(「詩と真実」710号、熊本市)
「文芸山口」280号(山口市)は「創立五十周年記念特集号」、主催者である福田百合子さんの創刊時主催者、太田静一さんの思い出。堀江すすむさん「最後の少年兵たち」。
「すとろんぼり」5号(福岡県久留米市)は後藤みな子さん「樹滴」連作の五、岩下祥子さん「やごの日」。

投稿者よこい  投稿日:2008年 8月16日(土)11時34分41秒
「文學界」2008年9月号「同人雑誌評」勝又浩氏筆
名村和美(「KANSO」88号/鈴鹿市)、「編集後記」、「矢車の花」寺島茂、「花びらの行方」三沢充男(以上「こみゅにてぃ」78号/和光市)、「街」、「そんなことは」山崎文男(以上「文学街」116号/東京都)、「編集後記」&「ルバング島のおじさん」青木哲夫、「往来記」青木倫子(以上「アンプレヤブル宣言」14号/今治市)、「白檀色のトーラス」森口透(「あべの文学」7号/大阪市)、「遠泳―消えた海―」高月治朗(「八月の群れ」49号/明石市)、「のれんの陰」泉紀子、「日雇いの二人」牧之島純(以上「風の道」2号/東京都)、「拍子木」笹原実穂子(「山音文学」113号/札幌市)、「雛子」伊藤千佳子(「樹林」521号/大阪市)、「シルクロードの黒い嵐(カラブラン)」山本直哉(「文芸誌O」42号/佐久市)、「幸子二題」堀坂伊勢子(「文宴」109号/松阪市)、「母親」乾夏生(「槐」26号/佐倉市)、「呼ばわり山」もりたなるお(個人誌「回転寿司考」156号/武蔵野市)、「高齢者は剛いぞ」北大井卓午、「花の寺」安西昌原、「傾いた明日」難波田節子、「密葬」柚かおり(以上「遠近」34号/東京都)、「納屋の上」由比和子(「海」66号/福岡市)、「OJI NOTE」大池文雄、「湯ヶ島にて」栗原陽子(以上「丁卯」23号/駿東郡)、「西陣と南陣」園城弘(「滋賀文学」105号/大津市)、「やなさんの快挙に」山崎文男(「顔」65号/上田市)、「ころがる石」長倉茉利(「河」146号/東京都)、「トワイライト・デイ」本多明子、「月と雨と」池田みな美(以上「法政文芸」4号/東京都)、「ガラスに映る」うえのそら初、「無題」阪井智一(以上「カム」3号/桜井市)、「天竺川」あびる諒(「白鴉」22号/八幡市)、「カプセル・タイム」大西亮(「北斗」548号/名古屋市)、「かまきり」中島妙子、「ボランティアガイド エレジー」長浜要悟、「月光」福永タミ子(「安藝文學」76号/広島市)
ベスト5=「白檀色のトーラス」森口透、「ルバング島のおじさん」青木哲夫、「月と雨と」池田みな美、「矢車の花」寺村茂、「母親」乾夏生

投稿者よこい  投稿日:2008年 8月 8日(金)13時33分35秒
「週刊 読書人」第2751号・2008年8月22日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「青春の煌き」山岡早春(「コスモス文学」三五一号)、「桜並木の向こう」山田敦心(「城」94号)、「佐伯祐三の妻『米子』」(「新現実」97号)、「私小説研究」九号、「駅舎」折口真(「穀雨」二号)、「夢の人」北村順子(「婦人文芸」85号)、「港の骨董屋」川島昭子 (「ペン」三号)、「還暦」相加八重(「21世紀」八号)、「佐藤友哉とアヴァン・ポップ」(「メルキド」五号)、「Light & Dark」(「ゆ・ちゅぺる」創刊号)

投稿者日和貴  投稿日:2008年 8月 3日(日)09時07分2秒
「讀賣新聞」西日本版・夕刊8月1日付・松本常彦筆
「燭台」<昭和2年、下関で創刊された同人誌の誌名を継ぐ。当時は泉鏡花、横光利一、北原白秋、金子みすゞなどが寄稿。>第4号、北川透の詩「亀裂についてのノート」、石田比呂志の短歌「万愚節」、上野燎の俳句「あずまはや」、星加輝光・佐木隆三・古川薫・後藤みな子の対談「九州文学と岩下俊作」、吉田静代(常夏夫人、H4年101歳で他界)の口実筆記「燭台・常夏・下関」、後藤みな子「藤棚」
「遍歴」49号、伊福満代「框の傷」、鶴ヶ野勉「中央構造線」

投稿者よこい  投稿日:2008年 8月 2日(土)12時23分59秒
「図書新聞」第2881号2008年8月9日「同人誌時評」志村有弘氏筆
「時計」葉山修平(「風の道」2号/荒川区)、「該当作なし」高橋直之(「残党」27号/茅ヶ崎市)、「末期の花ー美佐乃覚書」崎村裕、「にんげんの加害力ー島尾敏雄の〈特攻待機〉体験ー」岩谷征捷(以上「構想」44号/東御市)、「とくだみ」波佐間義之(「九州文学」七期二号/中間市)、「吉備大臣変異譚」蒲生一三(「文芸中部」78号/東海市)、「真澄の鏡」吉田弘秋、長篇詩「わが代」大野文也(以上「名古屋文学」25号/名古屋市)、詩「地面の来歴」菊田守(「花」42号/中野区)、「自殺者」前田純敬、座談会(以上「久坂葉子研究」4号・生誕七十七年記念号/芦屋市)、「明治・大正期における『今昔物語集』受容状況」西山康一(「芥川龍之介研究年誌」2号/船橋市)、「阿部知二研究」15号(姫路市)、湯本明子(「文芸シャトル」62号/豊田市)、永野悟(「群系」21号/江東区)、「加計呂麻島の墓碑」&「島の墓碑」遠藤秀子(「塩」4号/佐倉市)
創刊
「銀聲」(西宮市)
追悼
川田俊夫(「一宮文学」/一宮市)、芳地修(「うもれび」32号/京都市)、星加輝光(「九州文学」七期二号/既出)、河林満(「穀雨」2号/武蔵村山市)、都筑辰己(「山音文学」113号/虻田郡豊浦町)、阿部英雄(「東京四季」94号/八王子市)、林俊(「文芸誌O」42号/佐久市)、浜畑幸雄(「別冊關学文芸」36号/西宮市)、筧槇二(「山脈」124号/横須賀市)

投稿者日和貴  投稿日:2008年 7月30日(水)07時58分47秒
「西日本新聞」西日本文学展望7月30日朝刊・長野秀樹筆
後藤みな子さん「藤棚」(「燭台」四号、山口県下関市)、山田敦心さん「桜並木の向こうのクニ」(「城」九十四号、佐賀県みやき町)
「九州文学」第七期二号(福岡県中間市)は「星加輝光追悼特集」。古川薫、佐木隆三をはじめ、同人の追悼文を掲載。
「燭台」(前出)の岩下俊作特集にも、星加さんの座談会(古川さん、佐木さん、後藤さんがメンバー)を掲載。
「あかね」(鹿児島市)は八〇号記念号。「『あかね』と私」というタイトルで同人の文章が寄せられている。

投稿者よこい  投稿日:2008年 7月28日(月)21時01分36秒
「図書新聞」第2880号・2008年8月2日「同人誌時評」福田信夫氏筆
「ロシアという魁偉―内村剛介の帰還―」陶山幾朗(「VAV(ばぶ)」12号/日進市)、「長い残余の生(一)」前之園明良(「酩酊船」23集/穴粟市)、「青狐の賦(上)―火野葦平の天国と地獄―」暮安翠(「九州文学」第七期第一号(通巻523号)/中間市)、「わたしの源氏物語」橘川雅子(「てくる」3号/大阪市)、「アウシュヴィッツ収容所」中村淳子(「四国作家」40号/琴平町)、創刊45周年記念号・秋田稔個人誌(「探偵随想」97号/泉南市)、「ゲーテとトルストイの『光』考」&「菫漫談」大谷いわお(「海」77号/四日市市)、「言いそびれた言葉」いとうむつみ(「私人」62号/北本市)、「残党」27号(茅ヶ崎市)、「猫恋記」西本薫、俳句「虚虫」山下定雄(以上「海馬」31号/稲美町)、「三好十郎の反戦・平和―プロレタリア作家時代」今井勇、「三好十郎論―三好十郎と葉山嘉樹(その一)」鈴木章吾、「秋元松代は三好十郎を超えたか」田中單之、「三好十郎の翻訳」鈴木美和子(以上「三好十郎研究」創刊号/横浜市)、「仮装結社」あらきこうすけ、「川端康成『弓浦市』を素読する」坂本良介(「坩堝」創刊号/青梅市)、短歌・東野登美子、田中教子、巌浩(以上「ナヅノキ」創刊号/大阪市)
追悼号
賈島憲治追悼(「創造家(トリスメジスト)」16号/本巣町)、鴻みのる追悼(「凱」30号/練馬区)、さこう祥二追悼(「小説図鑑」18号(通巻27号)/横浜市)、八幡政男追悼(「碑」90号/横浜市)

投稿者よこい  投稿日:2008年 7月 7日(月)18時29分16秒
「文學界」2008年8月号「同人雑誌評」勝又浩氏筆
河林満追悼特集(「文芸思潮」23号/東京都)、八幡政男追悼特集、「懐中のベレー帽ー八幡政男とその周辺」上坂高生(以上「碑」90号/横浜市)、「虫のこと、学問のこと、絵のこと」石崎宏矩、「日々に新たなり」田中貞夫(以上「零」17号/奈良市)、「最後のホームワーク」堀川佳、「『ポンパ』考」大森捷二(以上「四国作家」40号/琴平町)、「青空の嘘」浅田厚美、「栃錦が飛んだ、あの九月」森岡久元(以上「別冊關學文藝」36号/西宮市)、「出口のない部屋」安田ちかよ(「あしたば」48号/津市)、「フラミンゴグレイ」池田純子、「鬼火」立石富生(以上「火山地帯」154号/鹿屋市)、「知覧ー六月三日の邂逅ー」西山慶尚(「海峡」20号/今治市)、「慎ましやかな虫たち」梶川洋一郎、「満開の桜の下で」十八鳴浜鴎(以上「新松柏」21号/柏市)、「私は忘れない」柳原忠行、「乱雲」 山川文(以上「佐賀文学」25号/神埼市)、「クリスマスの記憶」松原栄、「父の自画像」下地芳子(以上「南涛文学」23号/浦添市)、「ブラジル・ジョーク」ナカムラマゼランタロウ、「金色の虹」塩崎勝彦(以上「樹林」520号/大阪市)、「いつか金色の馬車に乗って」三澤章子(「橡」9号/伊勢崎市)、「香花」米沢朝子(「高知文学」34号/高知市)、「父の居た街」谷沢信熹(「風」79号/岡谷市)、「まくらのとが」ほりきせいこ(「河108」24号/江別市)、「雪」新村苑子(「文芸驢馬」55号/東京都)、「贋夢譚 百夜」稲葉祥子、「ボンと歩けば」南奈乃(以上「てくる」9号/大阪市)、「三毛猫三毛子」北川佑、「冬女夏草」よこい隆、「転落」十河順一郎(以上「木曜日」24号/東京都)、「ゆうどうえんぼく」渡辺光昭、「髷」佐佐木邦子(以上「仙台文学」72号/仙台市)、「移ろうとき」野沢薫子(「長崎文学」57号/長崎市)、「師弟」高木國雄(「海」77号/四日市市)、「心をこめて賽を振れ」青海静雄(「午前」83号/福岡市)、「遅い雪」K・ドリー(「原点」96号/松山市)
ベスト5は、「香花」米沢朝子、「青空の嘘」浅田厚美、「フラミンゴグレイ」池田純子、「出口のない部屋」安田ちかよ、「贋夢譚 百夜」稲葉祥子
<すくなくともひとつ誤字があります。見付からなかったんです。「熹」は下が「心」です。申し訳ありません。>

投稿者日和貴  投稿日:2008年 7月 4日(金)16時31分21秒
「讀賣新聞」西日本版・夕刊7月4日付・松本常彦筆
小笠原瑛次『三角形の鍵』(文芸社)
相加八重「還暦」(「21世紀」8号)、都筑均「愛玩」(「城」94号)
「文學界」の同人雑誌評の消滅は、地方の書き手にとって衝撃的なニュースだった。二十七年間も評者をした大河内昭爾は、特集「地方の文学」を組んだ「国文学」(7月号)に「地方の同人雑誌」という一文を寄せ、「日田文学」、「えとわす」、「龍舌蘭」、「火山地帯」など九州の同人誌にもふれつつ、かつて中央の文壇を志向した同人雑誌が、文壇そのものの喪失とともに、方向性を見失っている現状を指摘している。
(略)しかし、この危機は、誰に向けて何を伝えるのかという問いを受けとめ直す絶好の機会でもある。こういう時だからこそ、活字の力について再考しよう。活字に力があるならば、それは地域を超え、世代を超えることを信じよう。

投稿者よこい  投稿日:2008年 7月 4日(金)13時48分25秒
「週刊 読書人」第2746号・2008年7月11日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「針桐の道―篆刻家 歌人 瀧波善雅―」興津喜四郎(「丁卯(ていぼう)」23号)、「彼岸獅子舞の村」前田新(「農民文学」二八一号・第51回農民文学賞受賞作)、「駄目主婦日日」成瀬露子(「四人」81号)、「岸田劉生のコレクター・浜松の山本貞次郎の研究」寺田行健、表紙絵「南瓜」小川国夫(以上「秦」16号)、「過激な暇つぶし」坪内稔典(「船団」77号)、「猫が来た」渡辺美知穂(「女人随筆」一一四号)、「がんきゃあさんが通る」坂本紀美子(「佐賀文学」25号)、「銀聲」創刊号

投稿者日和貴  投稿日:2008年 6月30日(月)09時20分44秒
「西日本新聞」西日本文学展望6月30日朝刊・長野秀樹筆
有森信二「波の歌」(「海」66号・福岡市)、木下恵美子「母型」(「詩と真実」708号・熊本市)
「西九州文学」(長崎市)から、山本思外里「歯の話」、宮崎栖吾郎「ふたりで歩いて」
織坂幸治「新ぼんくら談義『現代カタカナ考』」(「海」前出)
出版:小笠原瑛次『三角形の鍵』(文芸社)

投稿者よこい  投稿日:2008年 6月18日(水)21時36分59秒
「季刊遠近」第34号、「サンゾー書評」
「文芸思潮」第10号:「かけおちシンデレラ」鈴木英夫(M)、「佐々木基一の言葉」小沢美智恵(E)、「蝋梅が香るとき」前岡光明(M)、「送り火夢幻」多仁ひろし(M)、「我が癌戦争」佐藤朗子(E)、「ジャワゆきさんの「老いらく園」」(M)、「出版物の陰で」田中勁一郎(E)、「ワインの思い出」森田眞平(E)、「初陣」五月薫(H)、「森の人」平山浩己(E)
「碑」第八十六号:「覆われたままの空」檜山三郎(H)、「つららのその後」昆道子(M)、「義妹」上坂高生(M)、「それぞれの道」永井孝史(H)、「重林寺にて」松永広光(E)
「文學草紙」第一一九号:「のぶえ」鈴木楊一(M)、「旅支度(U)」かんばらみさお(M)、「朴歯の下駄」間宮武(M)
「木曜日」第二十三号:「犬猫メディアリーグ」北川佑(M)、「龍の舌」十河順一郎(G)、「街の明かりが消えたあとで」和田英樹(M)、「冷たい水」坪倉亜矢(G)、「美しき天然進めよ乙女」桑島まさき(H)、「ヒールシート」井上雅弘(H)、「視線」黒田治郎(M)、「山の星」小梢(M)、「水の環」上田万紀(U)、「このいや果ての集いの場所に」没法子(M)、「病院狂想曲」菅原英理子(M)、「重力のお友だち」よこい隆(M)、「交通」桜井智里(?)
「全作家短編小説集」第六巻:「あんなか」陽羅義光(M)、「美術館で消えた少女」石川友也(M)、「門出」安西玄(H)、「頑是ない、約束」橋てつと(M)、「如月に生きて」中澤秀彬(M)、「元禄馬鹿噺」深海和(G)、「コトエイ川のコトエイ橋」岩谷征捷(U)、「残花」野辺慎一(M)、「七十八の春」神原拓生(M)、「死神たちの饗宴」豊田一郎(M)、「テクマクマヤコン」中村ブラウン(M)、「天袋」清水絹(G)、「峠」白石すみほ(M)、「峠茶屋のだんご婆さん」佐々木敬祐(G)、「遠い海」柚かおり(M)、「戸塚たそがれ散歩道」小笠原幹夫(H)、「友からの写真」空(U)、「人間淵」通雅彦(M)、「猫占い」雨宮湘介(G)、「べるリング」マックあっこ(H)、「満ち潮がくれば」古倉節子(M)、「モンパルナスの鳩」崎村裕(M)、「モン族」竹森人之介(M)、「約束の虹」河野アサ(H)、「夢うつつ」杉本利男(M)、「読売争議と殺人鬼」下町遊歩(H)、「冷血」畠山拓(M)

投稿者よこい  投稿日:2008年 6月13日(金)17時27分19秒
「週間読書人」第2743号2008年6月20日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「田園風景」坂上弘(講談社文芸文庫)、「ボンと歩けば」南奈乃(「てくる」三号)、「秋に還りぬ」庄司泰子(「全作家」69号)、「懐中のベレー帽」上坂高生(「碑」90号)、「川上未映子「乳と卵」について」間瀬昇(「海」77号)、「クスリ」長谷良子(「凱」30号)、「流された日々」和田浩明(別冊「関学文芸」36号)、「ノイズ」平野潤子(「時空」29号)、「アフリカの旅」諸井学(「播火」67号)

投稿者よこい  投稿日:2008年 6月 7日(土)15時10分53秒
「文學界」2008年7月号「同人雑誌評」勝又浩氏筆
「全国同人雑誌会議」三田村博史(「文藝家協会ニュース」680号)、「中部ペン」(名古屋市)、「文学街」(東京都)、「同人雑誌全国会議意見交換会」名村和実(「KANSO」86号/鈴鹿市)、「全作家」(東京都)、「信州文藝」(上田市)、「文芸思潮」(東京都)、「文芸東北」(仙台市)、「イエスよ涙をぬぐいたまえ」江口宣(「九州文学」523号/中間市)、「聖母子と廃本」渡辺勝彦、「旅先の界隈」谷澤弘昭、「華麗なる金鯱物語」森田ちゑ(以上「R&W」4号/愛知郡)、「五女」片山峰子(「岡山文芸」98号/総社市)、「青空と軽便鉄道と」原口登志子、「母との旅」高橋光子(以上「群青」72号/武蔵野市)、「葡萄の杖」山之内朗子、「アイリス」塚越淑行、「般若の道」城田彩香(以上「まくた」259号/横浜市)、「最終バス」秦斗志三、「陽炎」山口道子(以上「南風」23号/福岡市)、「路地裏の温泉バナナ」山人海人、「侵入者」中山直美(以上「日田文學」56号/日田市)、「編集後記」、「星が見えない」大石國行(以上「彩雲」創刊号/浜松市)、「私の恋は」吉田啓子(「勢陽」20号/伊勢市)、「子生(こなじ)―私鉄廃線跡探索奇談」羽黒英二、「宝の/はこ」坂本良介、「虫達への挽歌」高橋ひとみ(以上「文藝軌道」4月号/大磯町)、「骨かじる」さとう裕、「十三夜月」宮崎眞弓(以上「グループ いかなご」4号/明石市)、「兄の番」関幸子、「私だけの赤」飛田一歩(以上「湧水」39号/東京都)、「伝言」宮本誠一(「詩と眞實」707号/熊本市)、「蝶の帰り道」古木信子(「季刊午前」38号/福岡市)、「朱光院」稲垣瑞雄、「白鷺の女」楢信子(以上「双鷲」69号/八王子市)、「『突貫小僧』の末っ子実」岡山和男(七十代」16号/東京都)、「漂白」豊田一郎(「孤愁」3号/横浜市)、「VIKING(一)」中尾務(「VIKING」688号/茨木市)、「ランナウェイ」谷口浩、「眺望レストラン」中村建夫(以上「文学地帯」105号/堺市)、「ステンカ・ラージン―凍土の恋―」矢内久子(「風姿」3号/上尾市)、「家の繕い」小野誠二、「蜘蛛男」服部進(以上「北狄」342号/青森市)、「神々の涙と微笑みの満ちるところ」伊吹萌、「歌姫が去った日」仙波進太郎(「私人」62号/東京都)、「ZEAMI」野上周(「YPSILON」春増刊号/三島市)
ベスト5は、「イエスよ涙をぬぐいたまえ」江口宣、「子生」羽黒英二、「侵入者」中山直美、「最終バス」秦斗志三
見出しは「同人雑誌ネットワーク」と題し、冒頭で、全国同人雑誌会議や信州文芸誌協会、九州芸術祭文学賞などの例をあげて、ネットワークの可能性に触れ、下記のとおり、それを結んでいます。
「・・・何らかの条件、きっかけさえあれば、現代同人雑誌ネットワークが一つの組織的力、つまり“予備軍”ではなく、れっきとしたもう一つの“文壇”を形成するのも決して夢ではないであろう。そして、そのきっかけの一つが、本年いっぱいでのこの欄の廃止という“事件”になるだろうか、というのが、私の目下の夢想である。」

投稿者よこい  投稿日:2008年 6月 2日(月)22時52分35秒
「樹林」vol.520小説同人誌評24佐々木国広氏筆
「キャリントンの頃」北村順子(「婦人文芸」84号)、「迷走の日々」森口透(「あべの文学」6号)、「友情」中田重顕(「文宴」108号)、「熊蝉の鳴く日」くもくみこ(「AMAZON」427号)、「春、光る」島雄(「飢餓祭」30号)、「オカラ美人」佐藤明美(「雑踏」65号)、「片恋」島田勢津子(「黄色い潜水艦」48号)、「茜いま増す」竹内菊世(「飛行船」2号)、「別れ」定道明(「青磁」24号)、「流されて」赤堀美子(「文学空間」41号)、「Rアイランド・フーガ」高壱文吾(「VIKING」685号)、「春の雪」管裕子(「風紋」8号)、「海ほたる」谷邊範夫(「空とぶ鯨」8号)、「ドレイ・アッフェン」奥端秀彰(「孤帆」12号)

投稿者よこい  投稿日:2008年 5月31日(土)18時37分26秒
「図書新聞」2872号2008年6月7日「同人誌時評」たかとう匡子氏筆
「古典と現代詩」藤井貞和、「劉震雲『携帯電話(手機)を読む」劉燕子、「戦後の竹中郁の方向性―第七詩集『動物磁気』を中心にして」冨上芳秀、「孤高をめぐって―金素雲おぼえがき(1)」倉橋健一、岩成達也、新井豊美、北川透(以上「イリプスUnd」創刊号/香芝市)、「私の作家論」庄司肇(「文学街―別冊・第四巻/東京都)、「漂白」&「あとがき」豊田一郎(「孤愁」三号/横浜市)、「軍医と戦争」千早耿一郎(「象」60号/名古屋市)、「生還(泥だらけの青春)」千田一郎(「風」10号/太宰府市)、「階段の尽きるところ」荒井隆明(「出入口」7/東京都)、「草の葉」荻悦子(「るなりあ」潤・0/相模原市)、「高千穂神楽 神いますなら神いませども」美濃和哥(「彗星」V号/掛川市)
★たかとう氏は「文學界」同人雑誌評の打ち切りについて、冒頭と末尾で下のように書いておられます。
冒頭:たまたま、半世紀以上もつづいた月刊文芸誌「文學界」の同人雑誌評が年内で打切られるのを読売新聞の記事で知った。理由は高齢化がすすみ老人雑誌になったことと、寄せられる雑誌の数が減ったからだという。近代社会の中に出てきた同人雑誌は、もともとそれ自身が自立しており、この雑誌評の消滅によって、力をなくしてしまうとは考えにくい。
末尾:冒頭に書いた「文學界」の同人雑誌評、年内打ち切りは、商業ジャーナリズムによって文壇予備軍としての同人雑誌が役割を果たせなくなったと思うほうがよい。こういうときだからこそ、ここでゆっくり腰を落ち着けてやるべきだと思う。私は詩を書くのでその立場からいうと、詩の同人雑誌はけっして老人雑誌になっていない。若い人の雑誌はたくさんある。


投稿者日和貴 投稿日:2008年 5月30日(金)11時47分58秒
「西日本新聞」
西日本文学展望5月30日朝刊・長野秀樹筆
渡邉眞美「ふよふよ」(「龍舌蘭」173号・宮崎市)、明石善之助「指先」(「午前」83号・福岡市)、芝夏子「残される人」(同)、池田純子「フラミンゴグレイ」(「火山地帯」154号・鹿児島県鹿屋市)、吉川成仁「ゲバラの手」(「龍舌蘭」)
西村聡淳『唯一度きりの手紙』(幻冬社ルネッサンス・「玄界灘」福岡市所属)
「文學界」2008年上半期同人雑誌優秀作 鮒田トト「犬猫降りの日」(「龍舌蘭」172号・宮崎市) 

投稿者よこい  投稿日:2008年 5月10日(土)18時57分9秒
「図書新聞」第2869号2008年5月17日「同人誌時評」志村有弘
「否定」青柳俊哉(「PARNASSIUS」150号/福岡市)、「赤貧洗うが如し」中原洋一(「大衆芸能」68巻4号/東京都)、「芥川龍之介と「広瀬のおじさん」」塙宣子(「韻」5号/東京都)、「青葉の笛」平沼超人(「果樹園」10号/豊川市)、「汚された神女―井上内親王のひとつの風景」佐藤明子(「豊中文学」29号/豊中市)、「青狐の賦―火野葦平の天国と地獄(上)」暮安翠、「放恣の時代の中で」秋山喜文(以上「九州文学」7期1号/中間市)、「妻夫は輪廻の絆」西村啓(「季刊作家」64号/豊田市)、「御旧地探索」武野晩来(「青稲」80号/松戸市)、「弁天夢幻」五十嵐崇(「断絶」102号/東京都)、「春の修羅」藤原響(「かばん」2008年3月号/東京都)、「華やぎて リコリス」伊藤恭子(「渤海」55号/富山市)、「朝の橋」穂積生萩、「反歌」小山富美子(以上「火の群れ」105号/東京都)
創刊号
「九州文学」第七期創刊号(中間市)、「星座盤」創刊号(豊中市)
追悼
阿部英雄(「岩漿」第二期創刊号/伊東市)、桜井恵志(「象」60号/名古屋市)、北川荘平(「雑木林」11号/枚方市)、大場正男(「PARNASSIUS」150号/福岡市)、小倉三郎(「火の群れ」105号/東京都)、栗原久(「文学世紀」34号/東京都)

投稿者よこい  投稿日:2008年 5月 7日(水)23時50分5秒
「文學界」2008年六月号「同人雑誌評」大河内昭爾氏筆
上半期優秀作=「犬猫降りの日」鮒田トト(「龍舌蘭」)
奨励作=「潮どき」桐山みち代(「河」)、「蜘蛛の部屋」谷口葉子(「カプリチオ」)
「ブルーシートの下で」清水園、「あとがき」(以上「星座盤」創刊号/豊中市)、「お見合いゲーム」望月廣次郎、「編集後記」(以上「淡路島文学」2号/淡路市)、「鷺」寺本親平、「バスを待つ」馬込太郎、「上海」太田京子、「キャンドルナイト」池本朱希、「野々宮さんの恋」折金紀男、吉田知子、吉良任市(以上「遠州豆本別冊短編小説集13」/浜松市)、「冬立つ日に」西向聡(「法螺」58号/交野市)、「その怒りと静謐」田中冬吉(「アミーゴ」59号/松山市)、「たたら火」&「編集後記」木辺弘児、「潮合い」関幸壽(以上「森時計」6号/大阪市)、「風景―後夜」山口馨、「君子豹変」上田千之(以上「渤海」55号/富山市)、「砂の嵐」三浦瑞子、「森を渡る」岡村知鶴子、「『血と水と』」勝陸子(以上「亜熱帯」11号/鹿児島市)、「羽化」武山博、コラム「『速読』と『遅読』」吉田善穂(「断絶」102号/東京都)、「花香橋にて」大野光生(「飃」77号/宇部市)、清水信、衣斐弘行、伊藤伸司、青井奈津、磯崎仮名子(以上「火涼」58号/鈴鹿市)、「紅い螢」高畠寛、「純子先生」小西九嶺(以上「あるかいど」36号/大阪市)、「手亡」&「編集後記」楠本耀子(「葉風」5号/東京都)、「いやしの書―親鸞からイエスへ―」井上武彦(「文芸中部」77号/東海市)、「目が見た目」類ちゑ子、「杜夫の秋」刺賀秀子(以上「小説家」127号/国分寺市)、「心残り」澤辺幸雄、高井有一(随筆集「13時」/東京都)、「お袋さんよぅ」芹沢亮輔(「青稲」80号/松戸市)、「ラブソング」作者名不明(「戞戞」22号/?)、「吉村昭を後世に伝えるために」木村暢男、「吉村昭試論」桑原文明(以上「吉村昭研究」創刊号/西条市)
ベスト5=「その怒りと静謐」田中冬吉、「冬立つ日に」西向聡、「風景―後夜」山口馨、「血と水と」勝陸子、「目が見た目」類ちゑ子

投稿者よこい  投稿日:2008年 5月 3日(土)18時22分33秒
「読書人」第2737号2008年5月9日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「シコクイワナ」青木哲夫(「アンプレナブル宣言」13号)、「聖母子と廃本」渡辺勝彦(「R&W」4号)、「文芸批評・吉本隆明」釈恵照(「勢陽」20号)、「二度の別れ」安芸宏子(「雑木林」11号)、「評価された『枚方文学』の実績」西向聡(「法螺」58号)、「芸術家の壁」竹中忍(「北斗」四月号)、「コレクター」むらいはくどう(「勃海」55号)、「埋める」佐伯晋(「あるかいど」36号)、「上海」西芳静江(「水晶群」54号)

投稿者山桜  投稿日:2008年 5月 3日(土)10時53分7秒
「讀賣新聞」西日本地域版・5月2日、夕刊、松本常彦筆
「九州文学」第7期再出発
「いわば七十周年の記念号」(編集後記)として同誌の歴史と結びつく企画が特色。
波佐間義之「第七期『九州文学』までの道程(みちのり)」、暮安翠「青狐の賦(上)」、椎窓猛「気まぐれ九州文学館(その1)」、吉岡紋「酔芙蓉」、江口宣「イエスよ涙をぬぐいたまえ」

投稿者よこい  投稿日:2008年 5月 1日(木)20時59分36秒
「図書新聞」第2868号2008年5月3日「同人誌時評」福田信夫氏筆
「きれい、ね」庄司肇(「文学街」246号/杉並区)、「ある街道記」千葉三朗(「北門文学」9号/秋田市)、「大久野島」大高みのり(「翼」32号/宝塚市)、「夫の逝去」木下径子(「街道」12号/武蔵野市)、「オレの将来」山田敦心(「城」93号/みやき町)、「十年記念日―スクランブル十年、打ち明け話」&「700歩」武田久子(「スクランブル」20号/松山市)、巻頭言「『地域文学』は可能か」&戯曲「武蔵野の家三幕」&「編集後記」神谷量平(「京浜文学」11号/横浜市)、「望郷―姫路広畑俘虜収容所通譯日記」(八)柳谷郁子(「燔火」66号/姫路市)、「『公憤と思慕と』―柳宗悦と朝鮮―」上原アイ(「文芸復興」118号/船橋市)、「銀次郎の日記―パソコンは無用の長物か」青江由紀夫(「海峡派」111号/福岡市)、「死の作法―古本屋の日記から」安田有(「Coto」15号/生駒市)

投稿者日和貴  投稿日:2008年 4月28日(月)08時20分26秒
「西日本新聞」西日本文学展望4月28日朝刊・長野秀樹筆
吉岡紋「酔芙蓉」(「九州文学」第7期第1号・通巻523号・福岡県中間市)、山口道子「陽炎」(「南風」23号・福岡市)、角田真由美「薄暮」(「詩と真実」706号・熊本市)、中元大介「磯釣り記」(「海峡派」112号)、大羽崇之「青唐辛子と腹巻きの米」(「詩と真実」前出)、久我秀茂「収受員ブースの中で」(「周炎」39号・北九州市)、紺野夏子「家具屋」(「南風」前出)、和田夏子「海辺」(「南風」前出)
「第1回北九州文学協会文学賞受賞作品集」小説部門・大賞は千樹真由子「メッセージ」、次席は三東崇昇「石切場のある風景」

投稿者よこい  投稿日:2008年 4月12日(土)08時54分45秒
「文學界」2008年5月号「同人雑誌評」大河内昭爾氏筆
「ハンモックのある庭」難波田節子、「海のくれた贈り物」藤野秀樹(以上「季刊 遠近」33号/東京都)、「ホトトギスの谷間」寺元敏胤(「文学街」245号/東京都)、「睡蓮の祈り」黄英治(「架橋」27号/清須市)、「愛骨」立花健、「花型ちらし」羹凪翔(以上「九州作家」123号/北九州市)、「公園で」「激怒」「ロン」「住所姓名年齢不詳」「フリーマーケット」田口佳子(個人誌「翡翠」25号/東久留米市)、「プレゼント」菅原治子、「キャリントンの頃」北村順子、「男同志」野中麻世、「夜の足音―パリ、サンドニ通り二四九」麻井さほ、「知っている」陶山竜子(以上「婦人文芸」84号/東京都)、「白い闇」野沢薫子(「長崎文学」56号/長崎市)、「余命」野坂喜美(「米子文学」53号/米子市)、「蜃気楼」高テレサ(「修羅」56号/桶川市)、「オレの将来」山田敦心(「城」93号/みやけ町)、「象のテラス」ひわきゆりこ(「胡壷」6号/福岡市)、「あと何日」平井利果(「文章工房」7号/?)、「色なき風」宮田智恵子、「残り雪」佃陽子(以上「桂」5号/さいたま市)、「潮どき」桐山みち代(「河」144号/東京都)、「みんな消えていく」今泉佐知子(「果樹園」10号/豊川市)、「鬼虫」西村重夢、「取り憑き体質」日下渓子、「鱧と女と棟梁と」沖田潮(以上「スクランブル」20号/松山市)、「よにげ」西園春美(「詩と眞實」3月号/熊本市)、「羽虫」那村洵吾(「VIKING」686号/茨木市)、「夫の逝去」木下径子、「逃亡日記」佐々木欽三(以上「街道」12号/武蔵野市)、「窓」笹原実穂子、「愛人にしてください」高井かほる(以上「札幌文学」71号/札幌市)
ベスト5 「潮どき」桐山みち代、「象のテラス」ひわきゆりこ、「色なき風」宮田智恵子、「ホトトギスの谷間」寺元敏胤、「鬼虫」西村重夢

投稿者よこい 投稿日:2008年 4月 5日(土)13時32分53秒
「週間 読書人」第2733号2008年4月11日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「わたしの大学生活」ふじみ ちよ(「ふみの会 ニュース」313号)、「ワラシ・ファミリー」坂本悟朗(「海峡派」111号)、「死なない蟻の群れ」馬場駿(「岩奬」16号)、「言奏者 辻邦生」(「火涼」58号)、「そんなふうな日々」内藤裕子(「銀座盤」創刊号)、「オレの将来」山田敦心(「城」93号)、「山の文学資料館あれこれ」市川渓二

投稿者蒲公英 投稿日:2008年 4月 4日(金)23時05分3秒
「讀賣新聞」西日本地域版4月4日夕刊 松本常彦氏筆
山本哲也氏と星加輝光氏のあいつぐ訃報によせて。
小石丸佳代「ダンス」(「文學界」4月号)、小石丸佳代「ダンス」(「文學界」4月号)

投稿者日和貴  投稿日:2008年 3月29日(土)15時04分13秒
「西日本新聞」西日本文学展望3月29日朝刊・長野秀樹氏筆
佐々野喜市「二人三脚」(「しゃりんばい」30号・30年記念号・宮崎市)、西園春美「よにげ」(「詩と真実」705号・熊本市)、西村敏通「魂強き人」(「飃」77号・山口県宇部市)、植木ひとみ「ススキの穂」(同)
「あかね」79号(鹿児島市)は「火」をテーマにした随筆特集。

投稿者日和貴  投稿日:2008年 3月22日(土)12時16分28秒
「毎日新聞」西日本地域版3月22日朝刊「ことばの森から」筑紫女学園大学教授・松下博文筆
桑村勝士「最後の夏」(「胡壷・KOKO」6号)、ひわきゆりこ「象のテラス」(同)、立花健(愛骨「九州作家123号)、西田英樹「松陰を斬った男」(「九州文学」57号)

投稿者馬の骨  投稿日:2008年 3月12日(水)09時28分11秒
「図書新聞」第2861号(2008年3月8日) たかとう匡子(詩人)担当
座談会「現代俳句・現代短歌・現代詩の動向と諸問題」(「第2次未定」87)、「創刊六十周年記念座談会−『日本未来派』の過去・現在・未来」(「日本未来派」216号)、久野治「『百姓の死』の錦米次郎/『漁民悲歌』の浜口長生」(「胞山」17)、桜井聡「梅雨期の空」(「水戸評論」116号)、杉山平一「敗残」(「文学雑誌」第83号)、祖川悦人「荼毘に付す」(「Pegada」7)、笹沢信「夕晴れ」(「山形文学」第94集)。
創刊号「鶴亀」(神戸市)「惟」(神戸市)

投稿者よこい  投稿日:2008年 3月10日(月)19時16分6秒
「読書人」第2729号2008年3月14日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「北国街道」瀬沼晶子(「銀座線」13号)、「小説 辛口診療余話」北川健(「群獣」8号)、「ケアマネージャー、がん病棟に入院」下村雪絵(「夢類」16号)、「派遣労働」わだしんいちろう(「クレーン」29号)、「生かされて」牧野逕太郎、「『死霊』をめぐる」村岡功(以上「新現実」21号)、「小田実さんの思い出」加藤万里(「象」59号)、「あの日は遠くに」島泉(「詩と真実」七〇四号)
単行本:「島尾紀」寺内邦夫(和泉書院)、「文学って何だろう」崎村裕(かりばね書房)、「『悪い仲間』考」青木正美(日本古書通信社)、「夢前川」堀江朋子(図書新聞)

投稿者納富  投稿日:2008年 3月 8日(土)01時03分52秒
「讀賣新聞」西日本地域版版3月7日夕刊 松本常彦氏筆
「よにげ」西園春美(「詩と真実」705号)、「花型ちらし」羹凪翔(「九州作家」123号)

投稿者よこい  投稿日:2008年 3月 7日(金)22時15分9秒
「文學界」
2008年4月号「同人雑誌評」大河内昭爾氏筆
「編集後記」「狂い咲」間宮武、「姉妹」道林はる子、「キャンプ日記」かんばらみさお(以上「文学草紙」121号/西東京市)、「帰り道」沖山明徳、「或る手紙」伴田六和、「幼年時代」赤星虎二郎、「耳掃除」坂上七郎(以上「回帰」復刊9号/東京都)、「メーデー、メーデー、メーデー」広坂隆治、「あの日は遠くに」島泉(以上「詩と眞實」2月号/熊本市)、詩「寂しい町」他二篇・伊藤伸太朗、「「ダニーとその仲間たち」岡村弘史、「記憶の中の仏たち」中山茅集子(以上「クレーン」29号/前橋文学伝習所)、「家」森静泉(第二次「狼」51号/高崎市)、「見合い」「みいら」中嶋英二、「雲のファイル」鹿嶋清一郎(以上「江南文学」55号/流山市)、「手貸し屋さん」しん・りゅうう、「やまがた俳諧物語(その二)」星合昭、「「夕晴れ」笹沢信、「負傷兵の記録」高橋脩輔&牧野房(以上「山形文学」94集/山形市)、「犬猫降りの日」鮒田トト、「カケトイさん」久保輝巳(以上「龍舌蘭」172号/宮崎市)、「昭和の子供」「編集後記」大塚滋、「父と子」枡谷優、「敗殘」杉山平一、「墓」竹谷正(以上「文学雑誌」83号/大阪市)、「切腹」牧野誠(「砂」106号/東京都)、「熊蝉の鳴く日」くもくみこ(「AMAZON」427号/宝塚市)、「愛生」誌745号(瀬戸内市)、「影の微笑」北村順子、「わたしのいた時間」淘山竜子(以上「孤帆」12号/小金井市)、「荼毘に付す」祖川悦人(「ペガータ」7号/川崎市)、「鉄瓶」村尾文、「窓」森啓夫(以上「文学街」」244号/東京都)、「秩父困民党(第一章)」与市園隆三、「世ニ慣レザル(上)」出水沢藍子、「六月灯」相星雅子、「長すぎた滞在」福迫光英、「神々たちの火祭り」福元早夫、「飛び石踏み」宮田俊行、「ヤドカリ」山之内まつ子、「八月の赤い薔薇」森田一政(以上「小説春秋」20号/鹿児島市)、「登美という歌びと」市川一雄(「黒馬」35号/岡谷市)、「大久野島」大高みのり(「翼」32号1/宝塚市)、「Rアイランド・フーガ」高壱文吾、「富士さんとわたし」山田稔(「VIKING」685号/茨木市)
ベスト5=「犬猫降りの日」鮒田トト、「帰り道」沖山明徳、「家」森静泉、「影の微笑」北村順子、「姉妹」道林はる子

「文芸思潮」ではHPで同人雑誌評を公開しています。
2008年3月22号はここをクリックしてください

投稿者:日和貴 投稿日:2008年 2月27日(水)14時50分55秒
「西日本新聞」西日本文学展望2008年02月27日朝刊・長野秀樹氏筆
「社会へ」浜崎勢津子(「文芸山口」277号、山口市)、「あの日は遠くに」島泉(「詩と真実」704号、熊本市)
「九州作家」123号(北九州市)より、「一期一会−野呂邦暢さんとの出会い−」内野紀雄、「大正も遠くなりにけり」高瀬スミエ。
「叙説」V−2(福岡市)は「島」の特集。「詩と真実」は同人の岬たんさんの追悼特集、「『岬たん』さんを悼む」吉永惟昭など4本の追悼文。

投稿者納富  投稿日:2008年 2月22日(金)22時39分0秒
「朝日新聞」西日本地域版2月22日夕刊・佐賀大学教授浦田義和氏
「オレの将来」山田敦心(の「城」93号/佐賀市)、「蔵籠り」正田吉男(「詩と真実」702号/熊本市)

投稿者納富 投稿日:2008年 2月10日(日)10時11分28秒
「讀賣新聞」西日本地域版 九州大学大学院比較社会文化研究院教授・松本常彦氏筆
1月4日夕刊:「水の音」納富泰子(「胡壷・KOKO」6号)
2月1日夕刊:「長すぎた滞在」福迫光英(「小説春秋」20号、「幼幻記」シリーズ「カトケイさん」久保輝己(「龍舌蘭」172号)、「さざれ波」由比和子(「海」65号)、「樹滴・四」後藤みな子(「すとろんぼり」4号)

投稿者:よこい 投稿日:2008年 2月 9日(土)13時17分28秒
「読書人」第2725号2008年2月15日「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「子包日記」君島有純(「零文学」5号)、「タイドテーブル」松本智子(「三田文学」冬季号)、「澁澤龍彦の見たサド裁判」安西晋二(「國學院大学雑誌」十九年十二月号)、「正岡忠三郎のこと」久田修(「海」76号)、「知っている」陶山竜子(「婦人文芸」84号)、「口笛少年」岩代明子(「イグネア」創刊号)、「夜道」柳沢藍(「まくた」二五八号)

投稿者:よこい 投稿日:2008年 2月 7日(木)14時01分16秒
「文學界」2008年三月号「同人雑誌評」松本徹氏筆
「写真」&「抜け殻」吉満昌夫(「埋火」42号/東京都)、「絆」藤沢辰雄(「雑踏」65号/大和郡山市)、「花野を行く」三原遥子(「河」143号/東京都)、「村にて」花島真樹子、「里桜」桂城和子(以上「グループ桂」57号/小山市)、「茅葺の家」二階堂英子(「文邪」7号/函館市)、「シコクイワナ」青木哲夫(「アンプレヤブル宣言」13号/今治市)、「六月のまるい夜」夏当紀子(「飢餓祭」30号/大和高田市)、「十年」万リー(「短篇集 そして」5号/鎌倉市)、「海の音符」藤原伸久(「教育文芸みえ」25号/津市)、「水の音」納富泰子、「象のテラス」ひわきゆりこ(以上「胡壷」6号/福岡市)、「月と大黒さん」石原卓(「樹林」516号/大阪市)、「失格」上田美佐江(「市民文藝」47号/帯広市)、「コラボレーション」滝沢玲子(「あべの文学」6号/大阪市)、「掃除屋風情」一畑耕、「神南備山のほととぎす―テクストとの対話」諸井学(以上「播火」65号/姫路市)、「春のゆき」長井那智子、「死亡適齢期」酒井久志、「夜は笑う」立石富生(以上「火山地帯」153号/鹿屋市)、「忘れていた体育着」関幸子(「湧水」38号/東京都)、「東へ」米沢朝子(「蒼空」12号/高知市)、「愁傷の白い花」浅田修(「鬼子」63号/神戸市)、「むすこの結婚」中原美枝子(「海塔」42号/大和市)、「神乃道」秋田しんのすけ(「シグロ ビエンテ」創刊号/多摩市)、「ヒガンバナ」若林亮成(「時間と空間」60号/小金井市)、「付句」田口耕平(「ふゆふ」8号/幕別市)、「菊日和」桑原昭(「VIKING」684号/茨木市)、「あの夏の日」田中洋(「教育文芸とやま」13号/富山市)、「山河微笑」野上周(「エプシロン」18号/三島市)、「送る人々」井坂ちから(「じゅん文学」54号/名古屋市)、「アンダー・コンストラクション」小森新(「奏」15号/静岡市)、「月夜の蟹」北里美和子(「海」65号/福岡市)、「男同士」野中麻世、「知っている」淘山竜子(以上「婦人文芸」84号/東京都)、「薄日」西垣ゆき(「きなり」65号/名古屋市)「桃色自転車」木村華奈美(「青の時代」34号/函館市)
ベスト5は、「シコクイワナ」青木哲夫、「コラボレーション」滝沢玲子、「十年」万リー、「六月のまるい夜」夏当紀子、「東へ」米沢朝子

投稿者:よこい  投稿日:2008年 2月 5日(火)20時21分15秒
「図書新聞」第2857号 2008年2月9日 「同人誌時評」
「神無備山のほととぎす 『新古今和歌集』秘話」諸井学(「播火」65号/姫路市)、「愁」但馬山平(「雑記囃子」5号/伊丹市)、「琴霊」蒲生一三(「文芸中部」76号/東海市)、「こわっぱ・竜太」佐武寛(「文芸誌O」41号/佐久市)、「武尊は荒れて」宮乃井八千代(「海塔」42号/大和市)、「桶屋さん」崎村裕(「構想」43号/東御市)、「クライスパーストリング」栗原治人(「京浜文学」11号/横浜市)
<各誌特集>「雨」特集(「だりん」56号/船橋市)、田辺聖子の文学特集(「樹林」514号/大阪市)、詩人小山正孝特集(「感泣亭秋報」2号/川崎市)、「戦後俳句論争」特集(「豈」42号/杉並区)、島尾敏雄特集(「タクラマカン」42号/芦屋市)
<編集後記>T・M生(「文学草紙」121号/西東京市)
<短歌>「調やさしき」中園倫(「文学街」243号/杉並区)、同氏(「新現実」95号/荒川区)
<俳句>「モンテンルパ戦犯死刑囚と短歌雑誌「アララギ」」市村勲(「大衆文芸」68巻1号)
<詩>「生かされて」牧野徑太郎(「新現実」95号/荒川区)、「憂国の士と市民運動家」いわた としこ(「京浜文学」11号/横浜市)、「小田実さんの思い出」加藤万里(「象」59号/名古屋市)、「泥んこ」菊田均(「鳥」13号/さいたま市)
<記念号・創刊号等>「アララギ」「新アララギ」通巻百年記念号、「九州文学」新創刊(中間市)、歌誌「弦」創刊(富山市)
<追悼>堀畑妙子(「青磁」24号/福井市)、畠中哲夫(「東京四季」93号/八王子市)、藤井田鶴子・笠置八千代(「婦人文芸」84号/品川区)

投稿者:
日和貴 投稿日:2008年 1月30日(水)17時02分13秒
「西日本新聞」西日本文学展望2008年01月30日付・長野秀樹氏筆
由比和子「さざれ波」(「海」65号、福岡市)・深見史「雨の降る午前三時に」(「第V期サークル村」12号・終刊号、福岡県水巻町)
「龍舌蘭」172号より、鮒田トト「犬猫振りの日」・「第V期サークル村」12号より、宍戸節子「味噌汁と揚げ豆腐」、杉山武子「コルク」・「すとろんぼり」4号より、後藤みな子「樹滴」

投稿者:よこい  投稿日:2008年 1月16日(水)15時31分15秒
「読書人」2008年1月18日第2721号「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「『私的』なにわ橋物語」土井荘平(「文学街」新年号)、「無垢な心」葛西庸三(自家版作品集)、「大江健三郎―ユーモアという思想」井口時男、「中上健次・村上春樹論」永島貴男、「本多秋五の凄い日記」福田信夫(以上「群系」20号)、第60周年記念「六枚ごっこ」特集、「富士さんとわたし」山田稔(以上「VIKING」682・683号)、「蔵籠り」正田吉男(「詩と真実」七〇二号)、「望郷―姫路広畑俘虜収容所通訳日記」柳谷郁子(「播火」65号)、「装置としての詩的空間」溝口章(「青い花」58号)、「夢を生きて」堀江朋子(「文芸復興」18号)

投稿者:よこい  投稿日:2008年 1月 8日(火)22時50分2秒
「文學界」
2008年二月号「同人雑誌評」松本徹氏筆
「蜘蛛の部屋」谷口葉子(「カプリチオ」26号/東京都)、「緑葉這う」沢野繭、「河のほとりで」金相亨(以上「白鴉」21号、八幡市)、「見えないテレビ」安田ちかよ(「あしたば」47号/津市)、「ハイハイ学校」朝岡明美(「文芸中部」76号/東海市)、「陰男」林さぶろう、「彼女たち」津木林洋(以上「せる」76号/東大阪市)、「玄造の蛇」遠藤昭己(「海」76号/四日市市)、「突堤にて」大野光生(「飃」76号/宇部市)、「愛しい人」野田悦基、「石のある風景」澤田よし子、「タンポポ」伊藤雄一郎(以上「獣神」31号/所沢市)、「桜 さくら」ささきやすえ(「関西文學」63号/大阪市)、「友情」中田重顕、「ええんですわ」橋倉久美子(以上「文宴」108号/松阪市)、「瘤(こぶ)」本川さとみ、「祝いの日に」河村義次郎(以上「凾」59号/広島市)、「暗がりの向こうの桜」春木静哉(「こみゅにてぃ」77号/和光市)、「そんな彼女に出来たこと」吉保知佐(「AMAZON」426号/宝塚市)、「魔王が呼ぶ」鈴木重生(「小説家」126号/国分寺市)、「帰郷」佐藤良一、「蛇と注連縄」岩男英俊(以上「宇佐文学」43号/宇佐市)、「最期のかけら」松本謙一(「天気図」6号/花巻市)、「蔵籠り」正田吉男(「詩と眞實」702号/熊本市)、「奥の池のギンヤンマ」盛岡久元(「別冊関学文芸」35号/西宮市)、「落下」村野文(「文学街」242号/東京都)、「母里」黒羽英二(「文藝軌道」7号/大磯町)、「幻化」各務麗至(「戞戞」21号/観音寺市)、「リア」山口政昭(「日曜作家」10号/北九州市)、「架橋」永見篤彦(「山陰文藝」26号/亀山市)、「横浜大空襲体験記」津田崇(「小説芸術」46号/新座市)、「二十五年目の約束」なかい多麻(「らんぷ」10号/室蘭市)、「サラリーマン春秋」井森成一、「鎮魂の浜辺」鈴木今日子(「午後」17号/横浜市)
ベスト5 「蜘蛛の部屋」谷口葉子、「緑葉這う」沢野繭、「玄造の蛇」遠藤昭己、「見えないテレビ」安田ちかよ、「陰男」林さぶろう