同人誌評・2016年


2015年分2014年分2013年分
2012年分
2011年分2010年分2009年分
2008年分2007年分(1~5月なし)2006年分(11・12月なし)2005年分(7月から)


「図書新聞」HPの「連載」ページ掲載「同人誌時評」
●「全作家」HPの「文芸時評」横尾和博筆         



投稿者:ひわき  投稿日:2016年12月28日(水)13時51分53秒
「西日本新聞」2016年12月27日(火)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「異なる人」
内山博司さん「哀傷桂橋」(「飃(ひょう)」103号、山口県宇部市)、波佐間義之さん「今津の唄いさん」(第7期「九州文学」36号、福岡県中間市)
前出「九州文学」より吉岡紋さん「一度っきりの指切り」、小笠原範夫さん「家出計画」(「ガランス」24号、福岡市)
今年メインで取り上げた作品の掲載誌:「詩と眞實」(熊本市)4作品、3作品は「飃」と「九州文学」、2作品は「海峡派」(北九州市)、1作品は10誌。単行本2冊。作者性別は男性14人、女性10人。

投稿者:ひわき  投稿日:2016年12月23日(金)11時14分37秒
「週刊読書人」第3175号(2016年12月02日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「俳句史研究の広がり-大阪俳句史研究会三十年に際して」(「俳句史研究」23号)、季刊「びーぐる」33号の特集「黒田喜夫の世界性を問いなおす」より新井高子・神山睦美・河津聖恵・倉橋健一・下平尾直・長濱一真、「ほほづゑ」90号より自著紹介「『ファイナンスの哲学 ダイヤモンド社』」堀内勉、「群系」37号の特集Ⅰ「私小説について」より宮越勉「所謂「私小説」をめぐる断層-志賀直哉の場合、その「斑」、荻野央「田山花袋と葛西善蔵-作者と主人公」・名和哲夫「私小説を考えるということ」・特集Ⅱ「野口存襧著作解題」
前出「群系」37号は「第6回富士正晴全国同人雑誌賞」大賞受賞。特別賞は「水路」20号、「文芸中部」100号
創刊号は「組香」より樅原もえぎ「創刊のことば」・樅原もえぎ「星でも見ようか」
「mon」9号より森田哲司「金木犀」・飯田未和「迷い鳥」、「山陰文学」44号より内藤丈二「籠手田安定の風貌」・寺井敏夫「あれからの七十一年 陽介の憶い」
藤木由紗「部屋・その時間と顔」(「全作家」103号)、「連用形」36号より中山みどり「きらきら光る」・清水信「直人曲人伝」、中園倫「俳句 星の恋」(「文学街」345号)、間端宙子「継ぐ者」(「詩と真実」10月号)、西田宣子「窮屈なはなし」(「季刊午前」54号)、内田勝馬「原時間」(「限」4号)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年12月 2日(金)10時41分36秒
「西日本新聞」2016年11月29日(火)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「世界と一生」
草倉哲夫さん『プリンクル物語』(朝倉書林刊)、阿賀佐圭子さん『柳原白蓮-燁子の生涯』(九州文学社刊)
「南風」40号記念号(福岡市)より松本文世さん「南風と私」・宮脇永子さん「『南風』創刊のころ」・「目次一覧」・宮脇さん「心中異聞 摂陽年鑑 寛政五年二月十九日」・紺野夏子さん「百日の記」、後藤みな子さん「川岸」(「イリプス」20号、奈良県香芝市)
高校生文芸コンクール長崎県受賞者・最優秀賞徳永真由さん(諫早市高校2年)「十四日の本堂・優秀賞奥村啓さん(大村高校2年)「時にかける救済」・優良賞里鮎美さん(長崎女子商業3年)「こえと、ひとつの夏」

投稿者:ひわき  投稿日:2016年11月26日(土)09時03分48秒
2016年11月25日 (金)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。
同人誌評「図書新聞」(2016年11月26日)評者・越田秀男氏
《対象作品》 「カノン」右田洋一郎(「九州文学」35号)/「私は ずっと昔から こうよ」柊木董馬(「澪」8号)/
「もしかして」田原明子(「海峡派」137号)/「学生たちの牧歌」中村桂子「朝」36号)「吉本隆明の『全南島論』」特集」(「脈」90号)/「人間―人類」論における生物学序説⑧」月村敏行(「VIKING」789号)/「馬の記憶」伊藤恭子(「渤海」72号)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年11月15日(火)14時28分53秒
「週刊読書人」第3163号(2016年11月04日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「VIKING」788号より月村敏行連載評論「『人間-人類』論における生物学的序説(7)」
村若昭雄「跡取り 終焉」(「季刊 農民文学」313号)、「中部ペン」23号より第29回中部ペンクラブ文学賞受賞「犬が鳴く」阿部千絵、「VAV ばぶ」26号より「北川透インタビュー」(前半)「我が詩 わが故郷碧南」
藤木由紗「部屋・その時間と顔」(「全作家」103号)、奈里朋「サプライズ・ポン」、桜井清信「美しい青春」(「流氷群」59号)、高橋光子「麻子のテレビドラマ」(「群青」89号)、寺町良夫「ろくでなし」(「美濃文学」94号)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年10月29日(土)13時35分37秒
「西日本新聞」2016年10月29日(土)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「人生と娯楽、二つの幅」
立石富生さん「もういいかい」(「火山地帯」187号、鹿児島県鹿屋市)、問端宙子さん「継ぐ者」(「詩と眞實」808号、熊本市)
「ふたり」16号(佐賀県唐津市)より白石すみほさん「鳥になる」など、「周炎」58号(北九州市)八田昴さん「ニュースの渦の中で」

投稿者:ひわき  投稿日:2016年10月26日(水)13時31分21秒
2016年10月24日 (月)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。
同人誌時評「図書新聞」(2016年10月29日)志村有弘・相模女子大名誉教授
戦争を危惧する詩歌群――西郷隆盛の首の真相を描く柴垣功の歴史小説(「詩と眞實」)、路通への芭蕉の優しさや門人の嫉視を綴る大原正義の作品(「日曜作家」)
《対象作品》
 柴垣功「南洲翁御首傳」(詩と眞實第806号)/大原正義「鬼のほそ道 俳諧道」(日曜作家第15号)/小倉孝夫の「俺は猫である」(ペン第11号)。
《参照:同人誌時評「図書新聞」2016年10月29日》

投稿者:ひわき  投稿日:2016年10月20日(木)09時41分50秒
「週刊読書人」第3159号(2016年10月07日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
「VIKING」より月村敏行連載評論「「人間-人類」論における生物学的序説」、「Q文学」7号「玉井五一追悼号」より「編集後記」・アーサー・ビナード「玉井さんとの腐れ縁」・青塚満「玉井五一さんとのびっくり箱」・坂本良介「『Qの会』の玉井さん」、山谷渉「植物の智恵」(「ほほづゑ」89号)・川端正夫「ハイテク全能時代の想定外の不都合」(同誌)
新しく2誌が発行。「逍遙通信」創刊号より外岡秀俊「チョチンアンコウとA1」・久間十義「終わったところから始める旅」・沢田展人「アジアのヴィーナス」、「楽雅鬼」創刊号より高城紹「一炊庵の記」
菅原治子「野尻湖の家」(「婦人文芸」97号)、井本元義「食虫花」(「詩と真実」9月号)、塚越淑行「引っ越し」(「まくた」290号)、井手蛙「漁港」(「木木」29号)、木村誠子「海始まる」(「あるかいど」59号)

投稿者:mon飯田  投稿日:2016年10月16日(日)01時03分22秒
「三田文學」 第127号・秋季号で取りあげられた作品
「新 同人雑誌評」柳澤大悟氏氏
・門倉まり「約束」(「じゅん文学」87号、名古屋市守山区)
・猿渡由美子「ミスター・ヒビキ」(「じゅん文学」88号、名古屋市守山区)
・宇佐美宏子「象のいた森」(「海」93号、滋賀県東近江市)
・藤野碧「山の街」(「たまゆら」103号、三重県いなべ市

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 9月29日(木)09時35分29秒
「西日本新聞」2016年09月29日(木)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「現実の捉え方」
田原明子さん「もしかして」(「海峡派」137号、北九州市)、まえだかずきさん「嫌疑」(「詩と眞實」807号、熊本市)
「詩と眞實」より下川浩哉さん・中山秀人さんの追悼特集は遺稿・宮川行志さん・今村有成さん・中村青史さんなどの追悼文、藤代成実さん「終のひかり」(「照葉樹」2期10号、福岡市)、「九州文学」(7期35号、福岡県中間市)より右田洋一郎さん「カノン」・野見山悠紀彦さん「銀煙管冥土土産(ぎんぎせるめいどのみやげ)」、水島瞳さん『ロザリオの鎖 駆けぬけた青春の記』(編集工房ノア)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 9月17日(土)08時52分41秒
2016年9月16日 (金)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。
文芸同人誌評「図書新聞」2016年8月13日=越田秀男氏
《対象作品》「星と花 R共和国奇譚」(井本元義/海第16号)/「山毛欅と桂と」(金山嘉城/裸人30号)/ 「うぶすな参り」(長沢とし子/サボテン通り16号)/「象のいた森」(宇佐見宏子/海・第93号)/「骨の記憶」(木澤千/九州文学第34号)/「港の春」(坂本紀美子/佐賀文学33号)。

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 9月14日(水)08時48分38秒
2016年9月13日 (火)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。
同人誌季評「季刊文科」69号・谷村順一氏
不安定さを描く
《対象作品》南奈乃「ガラスの城」(「てくる」19号・大阪市)/小畠千佳「アゲハの卵」(「あるかいど」58号・大阪市)/赤井晋一「僕とマリーのヘソの夢」(同)/秋月ひろ子「白いドレスの女」(「小説家」第143号・千葉県)/秋尾栞里「私の友だち」(「白鴉」第29号・尼崎市)/丸黄うりぽ「パーソナル・フェイス・アップデート」(同)/飯田労「かえるのおなか」(「彩雲」9号・浜松市)/佐藤美友紀「卵のお菓子」(「日曜作家」第13号・大阪市)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 9月13日(火)17時09分44秒
「週刊読書人」第3155号(2016年09月02日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
先号紹介の犬童架津代「日光行き その二」(「海峡派」136号)より横田すず「横田商店」、逢坂みずき「わたしの原風景」(『1833日目 東日本大震災から五年を飲む』塔短歌会・東北 平成28年7月11日発行所収)、「法政文芸」12号の特集「表現規制と文学」より中沢けいの魚住昭へのインタビュー、「文人墨客」第零号より「今を生きる」文章響田由布子と挿絵内山大助・「ライバル賛歌」文章氷月あやと挿絵岩田健太郎
財界人文芸誌「ほほづゑ」2016夏(89)号は特集「オリンピック」、藤本恵子「亀」(「ずいひつ 遍路宿」209号)、富山典彦「華麗なるハプスブルグ帝国-その永遠の光芒(二)」(「成城文芸」135号)、とうやまりょうこ「リサ」(「孤帆」27号)、鮎沢しほり「早春」(「あべの文学」23号)、小坂忠弘「玄冬の卓」(「海馬」39号)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 9月 3日(土)09時36分15秒
「西日本新聞」2016年08月31日(水)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「『筑後という風土』」
椎窓猛さん発行「村」7号より「はじめに」・「編集後記」・牛島頼三郎さん「矢部峡谷の棚田考-矢部の自然と棚田の分布」・椎窓さん「雨田川橋」
山本友美さん「新家族」(「河床」35号、福岡県広川町)
前出「河床」より田島栄さん「文学を愛する友人へ」・上野かおるさん「下村さんの家」・山川真一さん「古希回想」
志村有弘さん「忘れ得ぬ九州の作家と文学」(パワプラ出版発行)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 8月20日(土)08時22分42秒
「週刊読書人」第3151号(2016年08月05日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
犬童架津代「日光行き その二」
「星灯」3号特集「夏目漱石没後百年」より小森陽一「私を漱石研究者に転換させた『こころ』」・北村隆志「カトリックと社会主義、そしてサルトル-加藤周一論ノート(2)」
宇佐美宏子「象のいた森」(「海」93号)、猿渡由美子「ミスター・ヒビキ」(「じゅん文学88号)、岡山晴彦「短歌 百八首」(「ペガータ」17号)、石川好子「五年目の『三月十一日』(「文芸きなり」82号)、松井升子「虫しぐれ」(「佐賀文学」33号)、大宮麟「マイ メモリーズ」(「全作家」102号)、立石富生「或る帰郷(後編)」(「火山地帯」186号)、木宮節子「婚姻届」(「札幌文学」84号)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 8月 2日(火)10時26分3秒
「西日本新聞」2016年07月30日(土)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「戦後71年の夏に」
藤山伸子さん「とん子の一生」(「飃」102号、山口県宇部市)、玉利良隆さん「敗戦、旧満州の逃避行」(「あかね」104号、鹿児島市)
「ほりわり」30号(福岡県柳川市)30号記念特集より加藤睦子さん・郷土の文学者(池上三重子、石田昌、中村天風)についてのエッセイ、「宇佐文学」58号(大分県宇佐市)より下村幸生さん「津崎恵二氏へ」、「海馬」39号(兵庫県芦屋市)山際省さん「逃げ延びろ」

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 7月24日(日)10時23分20秒
「週刊読書人」第3146号(2016年07月01日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
小谷展宏「オーストラリア・パース紀行」(「播火」99号、兵庫県姫路市。読者寄稿)
吉開那津子「谷間の家」(「民主文学」50周年記念臨時増刊号」)
清水信「富士正晴論」(「火涼」72号)、三田村博史「杉浦民平の立ち位置と北川朱美の詩人論集」(「中部文学」101号)
「群系」36号の特集「同時代の文学」より草原克芳「中上健次論」・大堀敏靖「村上龍「限りなく透明に近いブルー」」
後藤純一著『水の匂い』(ブーイツーソリューション)、及川直志「ある居酒屋の思い出」(「飛火」50号)、大巻裕子「磨く人」(「北陸文学」80号)、岡本信也「沈黙について デザイン生活手帳38」(「象」84号)、田中信爾「行く春」(「AMAZON」477号)、名村峻「叔父たちの戦争」(「別冊 関学文芸」52号)

投稿者:mon飯田  投稿日:2016年 7月20日(水)00時04分55秒
「三田文學」 第126号・夏季号で取りあげられた作品
「新 同人雑誌評」柳澤大悟氏氏
・冬木煬子「坂道」(「日曜作家」13号、大阪府茨木市)
・湖海かおる「粉骨」(「異土」12号、奈良県生駒市)
・中山茅集子「わたしの赤ちゃん」(「ふくやま文学」28号、広島県福山市)
・水澤世都子「ほだし物」(「こみゅにてぃ」95号、埼玉県和光市)
・早川ゆい「命こそ宝~祖母たちの白い手~」(「穀雨」18号、東京都昭島市)
・渡谷邦「籠崎さんの庭で」(「樹林」614号、大阪市中央区)
・道園達也「火事」(「木綿葉」10号、熊本県宇城市)
・緒内返「そして大笑い」(「くれす」11号、京都市伏見区)
・小畠千佳「アゲハの卵」(「あるかいど」58号、大阪市阿倍野区)
・高橋亮「アリストテレスさまの大罪」(「米子文学」69号、鳥取県境港市)
・谷川笙子「星は輝いて地の果てに」(「江南文学」71号、千葉県流山市)
・猿渡由美子「幽明境」(「じゅん文学」86号、名古屋市緑区)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 6月28日(火)10時31分21秒
「西日本新聞」2016年06月28日(火)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「ふさわしい作品」
宮川行志さん「ガンヂャーヂャと片目のヒュー」(第7期「九州文学」34号、福岡県中間市)、みやまそらねさん「風は竹をゆらして」(「龍舌蘭」191号、宮崎市)
「しゃりんばい」38号(宮崎県教職員互助会)巻頭の佐々野嘉市さん・曽原紀子さん「巣立ち」・同誌「高校生の広場」より河野未来さん(佐土原高等学校3年)「私のクラスにメロスはいない」、仁志幸さん「日が山に、山から月が(三)」(「龍舌蘭」)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 6月 8日(水)09時37分35秒
「週刊読書人」第3142号(2016年06月03日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
第59回農民文学賞受賞作の本田初美詩集『どこにいますか』(「農民文学」312号)、「アミーゴ」(松山市)より堤高数「山頭火の俳句」、「詩と眞實」4月号(802号)よりてらしませいたろう「壁と話す」・階堂徹「夏の記憶」・吉田真枝「洗濯」、「VIKING」785号より月村敏行「「人間-人類」論における生物学序説」、『SEITO百人一首』(同志社女子大学発行)より宮川恵里加・古株基喜
鈴村和成「講演 ランボー砂漠をゆく」(「イリプス」18号)、内藤万博「サマータイム、双子のグローブ」(「mon」8号)、特別企画「丸山豊生誕百年」(「季刊午前」53号)、大西真紀「わたしがシャーベット係」(「創」10号)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 6月 2日(木)08時44分37秒
「西日本新聞」2016年05月27日(金)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「日常とは何か」
坂本梧朗さん「ラスト-ストラグル」(「海峡派」136号、北九州市」)、あびる諒さん「ちぎれかけのシブァ」(「詩と眞實」803号、熊本市)
「九州作家」130号(北九州市)より内海紀雄さんの評論「漂う屈折と悲哀 島の生んだ詩人中村不二男」
浜崎勢津子さん『吉津富子』(いづみプリンティング)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 5月20日(金)10時31分59秒
「週刊読書人」第3139号(2016年05月13日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
中村淳子「あるき遍路」(「四国作家48号)、清水亮鳴「モミジの永観堂」(「美濃文学」93号)
烏月にひる「パチンコ玉はUFO、ブルーのビー玉は地球」(第32回織田作之助U-18賞・受賞作、「文学回廊」創刊号)、岡英里奈「カラー・オブ・ザ・ワールド」(「三田文学」125号)、坂本真紀「女性の創造力」(「舟」162号)、北川純「ダム底に沈む駅」(「群獣」16号)、沢崎元美「二重橋幻想」(「全作家」101号)

2016年5月13日 (金)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載
「図書新聞」(16年4月9日)評者ー志村有弘氏
《対象作品》
  渡辺孔二「通り道」(播火第98号)/渡辺光昭「オタタカショが啼いた夜」(仙台文学第87号)/花島真樹子「忘れられた部屋」(季刊遠近第59号)/加勢駿「夏草の頃」(日曜作家第13号)/源つぐみ「記憶」(函館文学学校作品2016)/佐多玲「廃仏毀釈異聞―林太仲覚書―」(渤海第71号)/野沢薫子「串茶屋 流れ町」(九州文學第556号)。(以下略)(相模女子大学名誉教授)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 5月 3日(火)10時40分52秒
「西日本新聞」2016年04月30日(土)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「母と子」
石元義正さん「母の手紙」(「西九州文学」37号、長崎市)、階堂徹さん「夏の記憶」(「詩と眞實」802号、熊本市)
石立冨生さん「或(あ)る帰郷」(「火山地帯」185号、鹿児島県鹿屋市)、「イリプス」18号(大阪市)より後藤みな子さん「川岸」(連作一)

2016年4月22日 (金)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載
同人雑誌季評「季刊文科」68号=谷村順一氏
人間を描く
《対象作品》
 尼子一昭「せるの航路」(「せる」100号・大阪市)/橘雪子「その向こう」(同)/谷口あさこ「螺旋の底」(同)/木立雫「猫の塑像」(「たまゆら」100号・滋賀県)/島田奈穂子「ペギーについて私たちが知っていること」(「MON」vol.7・大阪市)(作品本誌に転載)/斉藤葉子「夜が来ると」(「ignea」6号・大阪府)/杉本雅史「路通の旅」(「風土」第15号・高知県)/池田和隆「まだまだ8町内」(「詩と真実」第800号・熊本市)。

投稿者:mon飯田  投稿日:2016年 4月18日(月)16時33分0秒
「三田文學」 第125号・春季号・2016.5.01発行
鼎談「新 同人雑誌評」浅野麗氏、佐藤康智氏、水牛健太郎氏
《今号で取り上げられた作品》
・津田一孝「送り火の夜」(「季刊作家」86号、愛知県稲沢市)
・空野元「指を無くした右手」(「文学街」337号、東京都杉並区)
・森田哲司「売れない米屋」(「mon」7号、大阪市阿倍野区)
・高原あふち「シェルター」(「あるかいど」57号、大阪市阿倍野区)
・杉本雅史「路通の旅」(「風土」15号、高知県南国市)
・七浜凪「黄昏れる。」(「海光」2号、北海道函館市)
・牧美貴江「あしたへ」(「港の灯」8号、神戸市北区)
・石塚明子「物語の続き」(「樹林」610号、大阪市中央区)
・芳司直「凪を待つ」(「深海」1号、埼玉県所沢市)
・草原克芳「物狂いの石」(「カプリチオ」43号、東京都世田谷区)
・藤川五百子「ハルニレの森」(「文芸長良」31号、岐阜県岐阜市)
・森岡久元「天皇の浜焼き鯛――尾道少年の戦後絵日記から――」
(「別冊關學文藝」51号、大阪市中央区)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 4月13日(水)16時43分29秒
「週刊読書人」第3134号(2016年04月01日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
田辺順子「小さな命へ(十二)-青い鳥を探して」(「女人随筆」137号)、前登志夫「山霧」(季刊「ヤママユ」44号)
広岡一「不用意な少年伝(三十一)軽井沢その四・結」(「黄色い潜水艦」63号)、村若昭雄「跡取り(その3)曲がり角」(「農民文学」311号)、「30」9号より中村徳昭「ハンドクリーム
棚橋鏡代「斉藤緑雨文化賞(雑誌継続賞)受賞記念スピーチ」(「北斗」3月号)、志村泰治「亀の居る町」(「文芸風土」22号)、有田恵己「ダイヤモンドの砂時計」(「青梅文学」30号)、山田美枝子「花の命」(「まくた」289号)、福井京子「出雲に雲は湧きたちて」(「蒼空」20号)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 4月 1日(金)09時17分53秒
「西日本新聞」2016年03月30日(火)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「別れの季節」
緑川すゞ子さん「白い手」(「九州文学」第7期33号、福岡県中間市)、いいだすすむさん「初恋の頃」(「飃」101号、山口県宇部市)
「九州文学」より中村弘行さん「さよなら、父さん」・野見山悠紀彦さん「幻湯記」・岬龍子さん「廃橋」、「詩と眞實」801号(熊本市)よりKさん「シュガー」
「ひびき」(北九州市)は第9回北九州文学協会文学賞受賞作品集。小説部門憂愁使用は白川光さん(青森市)「泣面山に雨」と中川一之さん(京都市)「金魚」・佳作に神宮寺ほづみさん(久留米市)「すれ違った人」と古岡孝信さん(大分市)「牛を飼う女」

2016年3月14日 (月)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。
「図書新聞」2016年03月12日、評者・たかとう匡子氏
 小説・評論《対象作品》 「全作家」第100号(全作家協会)=中村春海の「西瓜」/類ちゑ子「シャワー」/「北奥気圏」第11号(北奥舎)=「寺山修司生誕八〇年」特集/「青磁」第35号(青磁の会)=定道明「続杉堂通信/
 「じゅん文学」第86号(じゅん文学の会)=猿渡由美子「幽明境」。
 詩《対象作品》「潮流詩派」第244号(潮流詩派の会)=清水薫「伏見川」。

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 3月 5日(土)11時27分2秒
「週刊読書人」第3129号(2016年02月26日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
久慈きみ代「寺山修司『私』への遡行-原風景をさぐる」(「北奥気圏」11号・特集、<寺山修司生誕八〇年>)、藤吉佐与子の詩「水」(「文芸きなり」81号)、須藤みゆき「春への手紙(「民主文学」2月号)
『「作家特殊研究」研究冊子5 青山七恵』(法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻発行)、「全作家」100号の掌編小説特集、水野あゆち「聞く 見る」(「原石」44号)、難波田節子「家宝について」(季刊「遠近」59号)、尾高修也「連載・傍観録」(「私人」87号)、井本元義「偽手紙」(「海」第二期15号)

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 2月28日(日)08時42分19秒
「西日本新聞」2016年02月26日(金)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「都会の孤独」
立科環さん「街角の異邦人」(「独り居」4号、福岡市)、水木怜さん「順平記五話『菫(すみれ)』」(「照葉樹」二期9号、福岡市)
「照葉樹」より竹井郁子さん「空の口笛」・藤代成美さん「カフェオーレをカウンター席に」・瀬比亜零さん「ちい子と閣下・中編」、「文芸福岡」4号(福岡市)より有森信二さん「セロリ」・安城行夫「草枕・考(抄)~生きて還らじ」・暮安翠さん「太宰府の蕎麦(そば)屋」・波佐間義之さん「千夏ちゃん」・福岡市民文芸賞発表

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 2月11日(木)11時58分30秒
「週刊読書人」第3125号(2016年01月29日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
武藤剛史「微小なるものの力-まど・みちおの宇宙」(「同時代」39号)
「甲蟲派」VOL5特集「未発表講演」より石上玄一郎「図書館と作家-柴の虫の繰り言」、「深海」創刊号(日本大学芸術学部文芸学科発行)より小池幸「正解」・市川紗衣「砂糖水」
中山文子「朋代、活躍中!」(「mon」7号)、「追悼 井上郁子さん」(「クレーン」37号)、「成城大学と敦煌研究院との交流」(「成城文芸」232号)、岡本駿「木皿泉の想像力」(「文芸45」大阪芸術大学文芸学科発行)、原ともこ「ジャックのいた頃」(「レトリック京都」10号)

2016年2月 5日 (金)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。
「図書新聞」( 16年1月16日)=志村有弘(相模女子大学名誉教授)
  書きたいことを書く、そこに同人雑誌の存在意義がある――車谷長吉の追悼特集を組む「脈」。悲惨な戦争体験を綴る詩歌群。
《対象作品》「残党」第41号の編集後記/小河原範夫「蟄虫」(ガランス第23号)/谷口あさこ「螺旋の底」(せる第100号)/小島恒夫「えんか」(土曜文学第10号)/本興寺更「寒椿」(文芸中部第100号)/安見二郎「左之介逃亡記」(樹林第610号)/西澤建義「説経節―かるかや道心への旅」(文芸復興第31号)/「脈」第86号「車谷長吉の追悼特集」/武田房子「水野仙子書簡」(駱駝の瘤第10号)/八〇〇号を重ねた「詩と眞實」誌で、井上智重が「長田弘さんのことと、このごろ思うこと」と題して、長田のこと、九州ゆかりの文人、「詩と眞實」への思いを綴り、銘記すべき文学論を展開。
 渡辺えみこの「母の空・深川の空」(いのちの籠第31号)他。

投稿者:ひわき  投稿日:2016年 2月 4日(木)15時30分23秒
「西日本新聞」2016年01月30日(土)朝刊「西日本文学展望」長野秀樹氏筆
題「闘病記」
赤木健介さん「ある患者の手記 第二回」(「海」第二期15号、福岡市・花書院)、青江由紀夫さん「銀次郎の日記(ガン闘病記)」(「海峡派」135号、北九州市)
「詩と眞實」(熊本市)800号記念特集号より高木護さん「同人修行」、「海」より井本元義さん「偽手紙」・有森信二さん「落下」、古岡孝信さん「虐待された田の神様」(「季刊文科」67号、鳥影社)
「海峡派」柿田半周さんの追悼特集

2016年1月19日(火)付、「文芸同志会通信」http://bungei.cocolog-nifty.com/より転載いたします。
同人雑誌季評「季刊文科」67号=谷村順一氏
「文学の効用」
《対象作品》鶴陽子「福音」(「小説π」第12号(さいたま市)/小畠千佳「雨やさめ」(「あるかいど」第56号(大阪市)本号に作品転載あり/奥端秀彰「ルストロ」「孤帆」25号(横浜市)/長沢とし子「夜空には笑う月」(サボテン通り」15号(函館市)//河原治夫「花のいろ殺人事件」(「漣」創刊号(静岡県)/西沢しのぶ「聖ペテロの魚」(「文芸中部」第99号(愛知県)。

投稿者:「mon」飯田  投稿日:2016年 1月17日(日)21時57分58秒
「三田文學」 第124号・冬季号・2016.2.01発行
鼎談「新 同人雑誌評」浅野麗氏、佐藤康智氏、水牛健太郎氏
《今号で取り上げられた作品》
・小畠千佳「雨やさめ」(「あるかいど」56号、大阪市阿倍野区)
・緋原燎「混沌」(「飃」99号、山口県宇部市)
・大西智子「ぱちぱち」(「カム」13号、兵庫県西宮市)
・津木林洋「お国のために」(「せる」99号、大阪府柏原市)
・三上弥栄「ポテトサラダ」(「星座盤」9号、岡山市北区)
・島尾伸三「夢を見ました」(「タクラマカン」53号、神戸市東灘区)
・北原政典「宮本さんの部屋」(「詩と眞實」795号、熊本市南区)
・浅利勝照「母の記憶」(「季刊遠近」58号、川崎市麻生区)
・種谷昌子「鳶と烏」(「ペン」10号、富山県富山市)
・久保順子「サバイバルゲーム」(「いずみ」2号、東京都三鷹市)
・林絹子「ハレー彗星」(「木木」28号、佐賀県唐津市)
・飯村桃子「マリアへ捧ぐ眼」(「法政文芸」11号、東京都千代田区)


投稿者:ひわき  投稿日:2016年 1月10日(日)11時04分57秒
「週刊読書人」第3121号(2016年01月01日)「文芸同人誌評」白川正芳氏筆
井久保ゆかり「四人の子育ての記憶(三一)」(「女人随筆」136号)、「詩と真実」1800号記念特集号より高木護「同人修業」・星永文夫「一日感懐」・井上智重「『詩と真実』八百号によせて」、「VIKING」780号より伊藤由香子「七七九号例会記」、「虚空」49号より「同人後記」高麗真澄
新井深「過客」(「未定」20号)、とうやまりょうこ「新月」(「孤帆」25号)、須佐知行「木歩へ、私の一歩」(「虚空」49号)、坂本良介「小説教室」3(「土曜文学」10号)、『情念の文学と10年 ときめきの旅』(「小檜山博文文学を読む会」)