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星 灯 KURA

2022年4月発行の第9号にて休刊
シングルファザー作家と、文芸ジャーナル評論家と、小林多喜二研究家の三人が、あの「蟹工船」ブームの中で知り合い、何か面白い雑誌をつくろうじゃないかと始めたのが「星灯」です。
 「闇があるから光がある」
 「創刊の辞」では、小林多喜二が恋人タキに書き送ったこの言葉を冒頭に掲げました。めざす文学は、小林多喜二と太宰治の統一です。理想をめざす「熱い心」と、現実に傷ついた「冷めた目」の共存です。
 「星灯」のタイトルは、中国の古典『書経』の「星火燎原」からとりました。夜空の星のような小さな火が、いつか広い草原を焼き尽くすこともあるという意味です。小さな本誌がいつか日本の文学シーンを変える、そんな見果てぬ夢をこめました。
 同人は3人ですが、発行にあたっては、同人の伝手を頼って、これぞという筆者に原稿を頼んでいます。いわばサポーターとの共同制作の同人誌です。


主な活動地域:東京および首都圏

掲載ジャンル:小説、評論

創刊:2014年11月7日

発行:年およそ2回

団体名:星灯編集委員会

参加同人数 :3人

代表者:北村隆志

連絡先:調布市上石原3-54-3 GSハイム西調布210
      北村隆志
      ℡090-3471-3743
      メールはこちらへ

参加方法:投稿は小説100枚以内、評論30枚以内で随時受け付けています。掲載の場合の分担金はありません。掲載の可否は編集委員会が判断します。

頒価:バックナンバー誌も含めて1冊900円

入手方法:購読など興味のある方は北村までご連絡ください。郵送します。

頒価:900円


第9号  2022年04月25日発行
【小説】イヌジニ/野川環∥ドリン・ドリン!/紙屋高雪∥ノーコーヒー ノーライフ/渥美二郎
【掌編】エアコン/梅村愛子
龍の臥所(ふしど)-志賀直哉「剃刀」の秘奥/島村輝
「老いた体操教師」と”病んだ天皇”/佐藤三郎
「夕陽妄語」にみるホモ・ポリティクス-加藤周一論ノート(8=完)/北村隆志
執筆者紹介・編集後記
表紙・イラスト*さのきぬよ

第8号  2020年06月25日発行
【小説】ココロ/渥美二郎∥ボクノノラネコン/野川環
【詩】風が通り抜ける/山口あさひ
弁天開帳-志賀直哉「襖」の向う側
一九一八年米騒動と戦後小説(下)-堀田善衛『夜の森』と城山三郎『鼠』をめぐって/大和田茂
【エッセー】三・一独立運動一〇〇年の韓国への旅/金野文彦∥津田青楓と河上肇-夢やぶれて山河あり/佐藤三郎∥山小舎の文学散歩-池波正太郎、井上ひさし、藤沢周平/本庄豊
「健全なセックスワーク」はあり得るのか/紙屋高雪
『日本文学史序説』をめぐって-加藤周一論ノート(7)/北村隆志
星灯創刊の辞
執筆者紹介・編集後記

第7号  2019年05月20日発行
【小説】NO COFFEE’ NO LIFE./渥美二郎∥タダノボル/野川環
〈小特集・シベリア出兵・米騒動一〇〇年〉
     「シベリア出兵」一〇〇年の旅-ハバロフスク・ウラジオストク紀行/金野文彦
     一九一八年米騒動と戦後小説-堀田善衛『夜の森』と城山三郎『鼠』をめぐって(上)/大和田茂
【エッセー】宮沢賢治の理想郷(ゆうとぴあ)/本庄豊∥良寛さんの地震見舞い/さくむら聖いち
「文学=史」の試み-志賀直哉「真鶴」をめぐって/島村輝
憲法と戦後改革は町内会をどうデザインしたか/紙屋高雪
一九六八年とマルクス主義-加藤周一論ノート(6)/北村隆志
『星灯』創刊の辞
執筆者紹介・編集後記

第6号  2018年06月30日発行
【小説】トレイントレイン/野川環∥夕日に向かって走れ/渥美二郎
【評論】「負け犬の社会主義」にならぬために-共産主義でいこう!/紙屋高雪
【小品】ミートゥ/松本たき子
【評論】リベディンスキー「一週間」の受容と展開-英国・日本・中国の国際的拡がりのなかで/島村輝∥井上ひさし「一週間」-そして多喜二「地区の人々」を読む/佐藤三郎∥戦後反共風土の形成-山崎豊子「沈まぬ太陽」を手掛かりに/本庄豊∥情勢と人生の曲がり角で-昭和30年代から 加藤周一論ノート(5)/北村隆志
*執筆者紹介・編集後記

第5号  2017年10月21日発行
座談会 『騎士団長殺し』メッタ斬り/渥美二郎、神村和美、島村輝、松本たき子
小特集 ロシア革命一〇〇周年
      日本の文学者はロシア革命にいかに反応したのか-片上伸を中心に/大和田茂
      革命の”ペトログラード”・モスクワへの旅-ロシア革命一〇〇年の年に/金野文彦
【小説】ラスト・マン・スタンディング/野川環∥支配からの逃走/渥美二郎
【評論】上州の詩人・島田利夫と一九五〇年代の文化運動/本庄豊∥Jアラートを嗤う-多喜二「党生活者」によせて/佐藤三郎∥日本文化論の形成と発展-加藤周一論ノート(4)/北村隆志
『星灯』創刊の辞・執筆者紹介・編集後記

第4号  2017年02月20日発行
特集 83年ぶりの英訳「日本プロレタリア文学選集」〈ヘザー・ボウエン=ストライク、ノーマ・フィールド共編『尊厳、正義、そして革命のために』全序文
 収録作一覧 イントロダクション Ⅰ個人的なことは政治的なこと Ⅱ労働と文学 Ⅲリアリズムの問題 Ⅳこども Ⅴ武器としての芸術 Ⅵ反帝国主義と国際主義 Ⅶ弾圧、転向、そして社会主義リアリズム 訳者あとがき/まつきたかこ
【小説】サルと闘ったはなし/三浦協子∥オリ/野川環∥町屋のイエス 附・24の一文小説集/渥美二郎
【評論】若き神々の黄昏-「オリンポスの果実」とその時代/島村輝∥一場の春夢-伊藤ふじ子と「党生活者」/佐藤三郎∥西洋見物と雑種文化論-加藤周一論ノート(3)/北村隆志
星灯・創刊の辞・執筆者紹介・編集後記

第3号  2016年06月25日発行
【小説】サクラサクサク/たいらいさとし∥人間の探求/渥美二郎∥じんましん/三浦協子
特集 夏目漱石没後百年
 【評論】私を漱石研究者に転換させた『こころ』/小森陽一∥教室で読む文学-漱石「こころ」「坊っちゃん」/神村和美
 【エッセー】夏目漱石の鼻毛と「吾輩」/佐藤三郎
【エッセー】草津ハンセン病療養所/本庄豊∥書くために生き、生きるために書くそんな日々/渥美二郎
【評論】川西政明『新・日本文壇史(第四巻)』を糾す/金野文彦∥「多分大杉栄氏の論文が悪るかつたのだらう」-『早稲田文学』最初の発禁問題の考察∥カトリックと社会主義、そしてサルトル-加藤周一論ノート(2)/北村隆志
・執筆者紹介・編集後記

第2号  2015年07月15日発行
【小説】上京八景/渥美二郎∥c/たいらいさとし
特集 多喜二「党生活者」を戦後70年に読む
 【評論】多喜二-最期の像/佐藤三郎∥「党生活者」をいま読む/宮本阿伎
 【研究ノート】「党生活者」とアジ・プロ部/佐藤三郎
 【俳句】小林多喜二奪還事件/長谷田直之
【評論】「大戦争」と「女性」の眼差し-太平洋戦争開戦時の太宰治の短篇から-/島村輝∥マンガ『神聖喜劇』を読んで主人公に憧れるというのはいいオトナのすることだろうか/紙屋高雪∥「新しき星菫派」と小林秀雄-加藤周一論ノート(1)/北村隆志
【詩】その時・青い空/こすゞ
『星灯』創刊の辞・執筆者紹介・編集後記

創刊号  2014年11月07日発行
巻頭言
【特別インタビュー】震災・太宰治・笑い/藤谷治
【小説】グラデュエイション/渥美二郎∥ヒバクシャミックス/たいらいさとし∥喪失の人/葉木蓉(ヨウ)
【追悼特集・谺雄二さん】どんな力も「生きる証」は奪えない/丸山聡子∥「ゆうじぃ」の孫として/中野太陽∥多喜二奪還事件についての覚書/長谷田直之
【評論】一九三三年・東京の女-小津と多喜二のすれ違った場所/島村輝∥加藤周一私記/北村隆志
・執筆者紹介・編集後記