昭和39年(1969)1月創刊。今年で45周年。戦前にも同名の同人誌があって、その後を工藤幸一主宰の「東北文陣」が引き継ぐ形となり、さらに同氏が現在の「仙台文学」を発起したものである。創刊号編集後記の「旗幟鮮明な主義主張を用意しているわけではない」とのもとに、小説・詩・随筆の分野で発行されている。創刊時は、小松伸六により、朝日新聞で高い評価を得たりしたが、当時の顔ぶれはおおかた他界してしまった。「文学界」同人誌評にもしばしば取り上げられ、秋山篤や佐佐木邦子は芥川賞にノミネートされている。佐佐木邦子のその作品「卵」は中央公論新人賞を受賞している。主宰者、工藤幸一も4年前に他界し、牛島富美二がその後を継いでいるが、ほぼ、年2回の発行、やっと73号にこぎつけたところである。ただ、同人高齢化の現在、若い文筆者を切望している現状なので、どうか参加をお願いする次第である。
主な活動地域:宮城県
掲載ジャンル:小説・詩・随筆
創刊:昭和39年1月9日
発行:年2回
団体名:仙台文学の会
会員:12人(2009年1月現在)
代表者:牛島富美二(ごとうふみじ)
発行所:〒981-3102 仙台市泉区向陽台4-3-20 牛島富美二方 仙台文学の会
℡022-372-7891
連絡先:上記 牛島まで メールはこちらへ
参加方法:作品を発行所宛に送る
定価:600円(送料400円)
入手方法:発行所または同人宛にご連絡ください
101号 2023年01月10日発行 巻頭詩 再生/斎藤砂火絵 詩 月の夜に/砂東英美子∥挨拶/大沼安希子∥雨/斎藤砂火絵∥コロナウィルス(一~七)/牛島富美二 随想 御番所桜(二)/近江静雄∥色即是空/石川繁 小説 同音名の女達(二)/牛島富美二∥わが魂に星は降る(前)/渡辺光昭 連載随想 謡曲『正尊』(わが逍遙記⑫)/石川繁∥岡本かの子詩一篇の謎㊵ -夫ならぬ夫と- 尾崎士郎俳句一句の謎㊶ -名句だけを残して/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)-多賀城跡の枝垂れ桜/色川幸子 |
99号 2022年01月10日発行 巻頭詩 折り鶴/色川幸子 詩 秋は闌けて/大沼安希子∥祭りの日々に/砂東英美子∥煙の変容・火の移ろい/斎藤砂火絵∥コロナウイルス(一~七)/牛島富美二 随想 再読楽しからずや 伊藤整-「若い人の肖像」-/近江静雄∥文学館を訪ねて 第四回 原阿佐緒記念館/沢村柳子 小説 秋灯(前編)/渡辺光昭∥或る光景/牛島富美二 連載随想 アネハヅル(わが逍遙記⑩)/石川繁∥山本有三詩一篇の謎㊲ 吉井勇俳句一句の謎㊳/牛島富美二∥思い出(その4)/近藤章子 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)-静岡県河津町桜/色川幸子 |
98号 2021年07月10日発行 巻頭詩 始原への旅路/斎藤砂火絵 詩 愛宕の鐘/砂東英美子∥緑の奔流・剥れない鏡/斎藤砂火絵∥萌黄いろ/大沼安希子∥マイノリティー/色川幸子∥闇に舞う花/笠原千衣∥コロナウイルス(一~七)/牛島富美二 随想 再読楽しからずや 井伏鱒二-『鯉』-/近江静雄∥記念館を訪ねて 第三回 古関裕而記念館/沢村柳子∥思い出(その3)/近藤章子 小説 海音/渡辺光昭∥余楽-獅子が鼻/牛島富美二 連載随想 アイヌ語地名(わが逍遙遊⑨)/石川繁∥幸田露伴詩一篇の謎㉟ 火野葦平短歌一首の謎㊱/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)/色川幸子 |
97号 2021年01月10日発行 巻頭詩 泳ぐ/色川幸子 詩 銀杏のうた/大沼安希子∥黒い太陽・仮面・破鏡/斎藤砂火絵∥紅白の月のあわいに/砂東英美子∥コロナウィルス(一~七)/牛島富美二 創作 風/近江静雄∥書道家のいえ/由布木秀∥托卵/渡辺光昭∥魑魅の街/牛島富美二 随想 釣行日誌番外編/秋葉遼∥文学館を訪ねて 第二回 斎藤茂吉記念館/沢村柳子∥思い出(その2)/近藤章子 連載随想 音無の滝(わが逍遙遊⑧)/石川繁∥岡本かの子詩一篇の謎㉝ 鈴木三重吉俳句一句の謎㉞/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)/色川幸子 |
96号 2020年07月10日発行 巻頭詩 金魚/色川幸子 詩 花火・陰(かく)れ火・うなじ/斎藤砂火絵∥嘘/砂東英美子∥時間(散文詩)/大沼安希子∥コロナウィルス(一)~(三)/牛島富美二∥俳諧山の花詩稿/新妻郁男 創作 キツネピ(後)/渡辺光昭∥輝きの中で/由布木秀∥症(しるし)の再会/牛島富美二 随想 右往左往の日々/安久澤連∥リトアニア演奏旅日記/沢村柳子∥合唱の思い出/近藤章子∥母のために 埴谷雄高の死と埴谷島尾記念文学館の現在/新妻郁男∥鵲橋(わが逍遙遊⑦)/石川繁∥サイレント・スプリング/秋葉遼∥再読楽しからずや 斐田猪之介-『山がたり』-/近江静雄∥武者小路実篤詩一篇の謎㉛ 丹羽文雄短歌一首の謎㉜/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)/色川幸子 |
95号 2020年01月10日発行 巻頭詩 人間不在のチェス/斎藤砂火絵 詩 臨月を探して/失語を柩に納める/斎藤砂火絵∥「鬼ころし」/色川幸子∥青き炎/笠原千衣∥回想/大沼安希子∥夢の墓石/砂東英美子∥その日まで/牛島富美二 創作 キツネピ(前)/渡辺光昭∥棲む/牛島富美二 随想 再読楽しからずや シャーウッド・アンダスン-『ワインズバーグ・オハイオ』-/近江静雄∥ことばの変身/沢村柳子∥山の寺洞雲寺(わが逍遙遊⑥)/石川繁∥尾崎紅葉詩一篇の謎㉙ 尾崎士郎俳句一句の謎㉚/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)/色川幸子 |
94号 2019年08月10日発行 巻頭詩 暮秋抄-尾花仙朔氏を慕う-/砂東英美子 詩 夜汽車/色川幸子∥燠火/白い柩/無の石/斎藤砂火絵∥ある詩/牛島富美二∥青い空に/大沼安希子 創作 鯖立(しびたち)-南三陸海浜の記憶⑥-/近江静雄∥幻夏/渡辺光昭∥細道の果て-仙台維後年奇談-/牛島富美二 随想 曲った胡瓜/新妻郁男∥文学館を訪ねて-第一回 与謝野晶子記念館-/沢村柳子∥在りし日々に/秋葉遼∥名取老女(わが逍遙遊⑤)つくもがみ考/石川繁∥草野心平詩一篇の謎㉗/白鳥省吾短歌一首の謎㉘/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)/色川幸子 |
93号 2019年01月10日発行 巻頭詩 ふるさと/大沼安希子 詩 黙し火/石の記憶/斎藤砂火絵∥背泳ぎ/色川幸子∥骨/砂東英美子∥溜息/佐藤達男∥仙台案内アナウンス/牛島富美二 随想 孤鬼日記/秋葉遼∥方言訳と出会う(わが逍遙遊④)/石川繁∥辻征夫の詩「珍品堂主人、読了セリ」を読む/新妻郁男 随想 再読楽しからずや 梶井基次郎 -冬の日-/近江静雄∥高浜虚子詩一編の謎㉕/佐藤紅緑俳句一句の謎㉖/牛島富美二 創作 戻り舟/笠原千衣∥記憶の島/渡辺光昭∥くろかみながく/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)/色川幸子 |
92号 平成30年07月10日発行 巻頭詩 無花果(いちじく)/色川幸子 創作 海音/渡辺光昭∥波路上(はじかみ)杉ノ下-南三陸 海浜の記憶⑤-/近江静雄∥橋を渡った女(続々)/牛島富美二 随想 陸奥山(わが逍遙遊③)/石川繁∥ブルーのある風景-あるいはそのエスキース-/秋葉遼∥夢さまざま/安久澤連 詩 ランドセル/大沼安希子∥裏窓/砂東英美子∥藤の木幻想/牛島富美二∥重力の重みか/佐藤達男 随想 夏目漱石詩一篇の謎㉓/直木三十五短歌一首の謎㉔/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)加美町薬莱ウェディングチャペル/色川幸子 |
91号 平成30年01月10日発行 巻頭詩 影絵/大沼安希子 随想 村の名前(わが逍遙遊②)/石川繁∥葉を落とせば三百里/秋葉遼 詩 夢銀河/砂東英美子∥綾香と遙香/佐藤達男∥その日/牛島富美二∥天上の白花/笠原千衣 創作 雪の雫/渡辺光昭∥橋を渡った女(続)/牛島富美二∥巡礼の娘/安久澤連 随想 再読楽しからずやウィリアム・フォークナー②-『エミリーの薔薇』-/近江静雄∥三島由紀夫詩一篇の謎㉑/松本清張短歌一首の謎㉒/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)「灯火親しむ」色川幸子 |
90号 平成29年07月10日発行 巻頭詩 待ち侘びた春/佐藤達男 創作 信号記②ジューンブライド/③『塵の舞』/難波∥冬の虹/渡辺光昭∥橋を渡った女/牛島富美二 詩 化身/砂東英美子∥花吹雪/大沼安希子∥風/牛島富美二∥トンネル/色川幸子 随想 栗駒山(わが逍遙遊①)/石川繁∥物言わぬ同行者/秋葉遼∥幼孫M寸猫/安久澤連∥再読楽しからずやウィリアム・フォークナー①-『ミシシッピー』-/近江静雄∥与謝野晶子詩一篇の謎⑲/大仏次郎俳句一首の謎⑳/牛島富美二 特別掲載 同人出版著書案内/受贈御礼 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)場所(秋保・本砂金(ほんいさご)川)色川幸子 |
89号 平成29年01月10日発行 巻頭詩 風に棲む/砂東英美子 創作 わかれっぱ/渡辺光昭∥信号記①新成人/難波 詩 五月の葬送/はなびら/色川幸子∥あるがままの/仲間Ⅱ/酒谷博之∥紅き龍/笠原千衣 創作 夜明けの地鳴り-仙台維新譜⑭(東山一揆譚)-/牛島富美二∥大谷海岸-南三陸 海浜の記憶④-/近江静雄 詩 白い風/大沼安希子∥千載一遇の日/牛島富美二∥旅人/佐藤達男 随想 老残偶感抄2 懐かしい古い顔たち/安久澤連∥「いろは歌」について/石川繁∥志賀直哉俳句一句の謎⑰/島木健作短歌一首の謎⑱/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真・ミニバラ)色川幸子 |
88号 平成28年07月10日発行 巻頭詩 墨絵の森/色川幸子 創作 あめふり/渡辺光昭∥夜明けの地鳴り-仙台維新譜⑬(東山一揆譚)-/牛島富美二 詩 浄土ヶ浜幻日/砂東英美子∥山古志村(やまこしむら)/酒谷博之∥金色(こんじき)の琴/笠原千衣 随想 餅暦/石川繁∥みちのくの伝統こけしと工人たち/酒谷博之 詩 風の電話・生きる構造/佐藤達男∥夕焼け/大沼安希子∥このひととき/牛島富美二 随想 再読楽しからずや-金達寿『日本古代史と朝鮮文化』/近江静雄∥老残偶感抄/安久澤連∥石坂洋次郎詩一篇の謎⑮/尾形亀之助短歌一首の謎⑯/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 場所:柴田郡船岡城址 色川幸子 |
87号 平成28年01月10日発行 巻頭詩 黄葉/大沼安希子 詩 天の川幻想/砂東英美子∥からっぽのこころ/酒谷博之∥虚実/牛島富美二∥夏至と冬至/佐藤達男 創作 オタタカショが啼いた夜/渡辺光昭∥津谷 -南三陸 海浜の記憶③-/近江静雄∥戊辰の港-仙台維新譜⑫遺聞-/牛島富美二 随想 夏目漱石の『草枕』と伊達政宗の『五常訓』/石川繁∥随想 川柳の効能/酒谷博之∥真山青果詩一篇の謎/落合直文詩一篇の謎/牛島富美二 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 場所:花渕浜(七ケ浜) 色川幸子 |
86号 平成27年07月10日発行 巻頭詩 自然の形を聴く/佐藤達男 随想 暗い時代の記念碑/安久澤連∥丸山眞男の文体について/石川繁 詩 悪蛇羅魔幻想/砂東英美子∥火の城/笠原千衣∥踊り場/大沼安希子 創作 鬼/渡辺光昭∥長左と彦左-仙台維新譜⑪-/牛島富美二∥小説・松窓乙二伝(三)/宇津志勇三 随想 再読楽しからずや 中野孝次-『清貧の思想』/近江静雄∥樋口一葉短歌の謎 佐藤春夫俳句一句の謎/牛島富美二 詩 いのち/酒谷博之∥あれから/牛島富美二∥古いドイツの民謡(うた)は/佐藤達男 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 色川幸子 |
85号 平成27年01月10日発行 詩 秋の手品師/大沼安希子∥いつくしむ愛「光」/酒谷博之 創作 翻案 秋色柳落葉-賀美郡柳沢心中事件-/牛島富美二∥小説・松窓乙二伝(二)/宇津志勇三 詩 海馬の尻尾/砂東英美子∥鶍(いすか)幻想/牛島富美二∥迷走と救済と/佐藤達男 随想 再読楽しからずや-萩原朔太郎「郷土望景詩」/近江静雄∥『古寺巡礼』『自註鹿鳴集』再読/石川繁∥谷崎潤一郎短歌一首の謎 宮本百合子短歌二首の謎/牛島富美二 連載随想 夕陽を背に-八十年代半ば一教員実録抄(三)/安久澤連 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 色川幸子 場所:瑞鳳殿 |
84号 平成26年07月10日発行 詩 六月の鮎/色川幸子 創作 偽装自害をした男-仙台維新譜⑩-/牛島富美二∥小説・松窓乙二伝(一)/宇津志勇三∥Spring has come(一)/高橋道子 詩 炉心溶融(メルトダウン)/酒谷博之∥魔鏡の中で-弟よ-/砂東英美子∥月の光/佐藤達男∥ビー アローン・忘れえぬ…侘びしさ/江田律∥忘れ物・去る/牛島富美二∥椅子/大沼安希子 随想 再読楽しからずや-梅崎春生「桜島」/近江静雄∥詩一篇の謎・正岡子規-森に潜むもの- ・土井晩翠-「希望」/牛島富美二 連載随想 遊行柳(文学と非文学の間で⑫)/石川繁∥夕陽を背に-八十年代半ば一教員実録抄(二)/安久澤連 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 色川幸子 場所:やくらいガーデン |
83号・創刊五十周年記念 平成26年01月20日発行 詩 煮える海/砂東英美子 創作 志津川/近江静雄∥天明の飢饉の後で/宇津志勇三∥飢饉(ガシ)/高橋道子∥虫の棲む家/笠原千衣∥箱館から来た浪士-仙台維新譜⑨-/牛島富美二 詩 揺曳・旅懐/牛島富美二∥憂愁/酒谷博之∥追憶/大沼安希子∥リップスティック/色川幸子∥夕焼けの海ほか四篇/江田律∥一陣の風が/佐藤達男 随想 夕陽を背に(実録抄)/安久澤連∥宮沢賢治詩一篇の謎-種山ケ原-/井伏鱒二詩一篇の謎-訳詩「勧酒」-/牛島富美二 連載随想 春の七草・秋の七草(文学と非文学の間で⑪)/石川繁 連載評論 詩の叙情性・芸術性/酒谷博之 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 色川幸子 |
82号 平成25年07月10日発行 詩 劫火/佐藤達男∥セカンドフラッシュ/色川幸子 創作 天明の銀札始末/宇津志勇三∥わが身を救う術は無く-仙台維新譜⑧-/牛島富美二 詩 遠い日の記憶/酒谷博之∥三月/大沼安希子∥炎の船/砂東英美子∥揺曳・旅懐/牛島富美二 随想 神の花火/安久澤連∥石川啄木一篇の謎-森に潜むもの-/牛島富美二 連載評論 詩の方向性と詩人の立場/酒谷博之 創作 砦麻呂の末裔たち/高橋道子∥月夜姫/笠原千衣∥忘れえぬ瞳/江田律 連載創作 氾濫(最終回)/佐佐木邦子∥翳蛍(一)/難場勇人 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 色川幸子 |
81号 平成25年01月10日発行 「小説・書くひと=読むひと・ネット」に書き込みがあります。 詩 灯籠/砂東英美子 創作 後三年合戦最後の日/宇津志勇三∥谷/笠原千衣∥舟越/近江静雄∥掌編「断魂」他二篇-仙台維新譜⑦-/牛島富美二 詩 背中/色川幸子∥声明(しょうみょう)/残像/酒谷博之∥心虚(うつ)ろ/今は亡き 他二篇/江田律∥観る/夢をみる/佐藤達男∥揺曳/旅懐/牛島富美二∥コスモス/大沼安希子 随想 泣き笑い年末年始/安久澤連∥芥川龍之介詩一篇の謎 「沙羅の花」-凋落-/牛島富美二 連載評論 詩の本質/酒谷博之 連載創作 阿武隈の風(後編)/高橋道子∥氾濫(六)/佐佐木邦子 連載随想 文学・おしり・かじり虫/難場勇人∥花かつみ(文学と非文学の間で⑨)/石川繁 「仙台文学」会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 色川幸子 |
80号記念号 平成24年07月15日発行 詩 芽吹き/大沼安希子∥海鳴り/色川幸子 随想 「削り」の文章術/石川繁 創作 バカチンさん/難場勇人∥安倍清騒動/宇津志勇三∥鬼の火/笠原千衣∥米岡西野館(たて)/近江静雄∥ある虜囚譚-仙台維新譜⑥-/牛島富美二 随想 夢の出船で/安久澤連∥島崎藤村詩二篇の謎・「潮音」-大津波鎮魂詩として-・「強敵」-失恋を抱えて-/牛島富美二 詩 若者/酒谷博之∥なにもしてやれなくてごめんな/江田律∥コーヒータイム/佐藤達男∥流れ/牛島富美二 連載評論 詩序論 -今を生きるゲーテの詩と言葉-/酒谷博之 連載創作 阿武隈の風/高橋道子∥氾濫・(五)/佐佐木邦子∥土のうめき(四)/安久澤連∥秋灯(完)/渡辺光昭 連載随想 しのぶもじずり(文学と非文学の間で⑨)/石川繁 会則・同人名簿・同人出版著書・受贈誌紹介編集後記 表紙(写真) 色川幸子 |
79号 平成24年01月10日発行 巻頭詩 津波/色川幸子 創作Ⅰ 黒い水/佐佐木邦子∥翳螢(浮遊編)/難場勇人∥妹/江田律∥赤い系譜/笠原千衣∥大嶽山(だけさん)興福寺/近江静雄∥美貌の刺客-仙台維新侠婦譚-/牛島富美二 随想 幸福論をめぐって/石川繁∥右往左往の日々/安久澤連 詩 M9.0 3.11/酒谷博之∥境界(きょうかい)/牛島富美二 創作Ⅱ(連載) 土のうめき(その三)-仙台藩寛政百姓大一揆顛末の記-/安久澤連∥秋灯/渡辺光昭 連載随想 しのぶもじずり(文学と非文学の間で⑧)/石川繁 会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真) 色川幸子 |
78号 平成23年07月25日発行 巻頭詩 中津川/酒谷博之 創作Ⅰ 蛇崎(じゃさき)川畔哀譜-仙台維新横手城譚-/牛島富美二∥鹿(しし)ケ城/近江静雄 随想 散歩と日本人/石川繁 詩 あの日/牛島富美二∥鴇色の衣/笠原千衣 創作Ⅱ 氾濫・四/佐佐木邦子∥土のうめき(その二)-仙台藩寛政百姓大一揆顛末の記-/安久澤連 連載随想 白梅・紅梅(文学と非文学の間で⑦)/石川繁 「仙台文学の会会則」・同人住所録・編集後記 |
77号 平成23年01月09日発行 巻頭詩 天の河/笠原千衣 随想 「こんにちは」と「さようなら」/石川繁 創作Ⅰ 桜沢の誓い-仙台藩戊辰史譚-/近江静雄∥明日は思えど-仙台維新蒐集譚-/牛島富美二 詩 約束/江田律∥大いなるもの/酒谷博之∥丘で/牛島富美二 創作Ⅱ(連載) 土のうめき(その一)-仙台藩寛政百姓大一揆顛末の記-/安久澤連∥氾濫・三/佐佐木邦子 連載随想 紅花大尽(文学と非文学の間で⑥)/石川繁 会則・同人名簿・編集後記 写真(カット)/色川幸子 |
76号 平成22年07月15日発行 巻頭詩 古木/牛島富美二 小説2 地異の時まで/近江静雄∥旅立ち/渡辺光昭∥君がひとみ/江田律∥ふうせん(掌篇)/上遠野秀治 歴史小説 白鳥の維新/安久澤連∥火の身ならば-仙台維新後夜譚-/牛島富美二 詩 ファーストフラッシュ/色川幸子∥瑠璃の文箱/笠原千衣∥怒濤の如く/酒谷博之 随想 「時間」という名の怪物/石川繁 連載小説 氾濫・二/佐佐木邦子 連載随想 虚実「木を植えた男」の話(文学と非文学の間で⑤)/石川繁 会則・同人名簿・編集後記 表紙(写真)/色川幸子 |
75号 平成22年01月09日発行 「小説・書くひと=読むひと・ネット」に書き込みがあります。 巻頭詩 喉もとに渦巻く霧・唐突に逝ってしまった人へ/金子忠政 小説 ある晴れた日に/江田律∥氾濫/佐佐木邦子∥二十四色のパステルとスケッチブック/渡辺光昭 随想 金売吉次のふるさとを訪ねる/石川繁 詩 マジックショー/色川幸子∥虹の盃/笠原千衣∥径/牛島富美二 歴史小説 睡竜立てり-仙台藩戊辰史譚-/近江静雄∥大堤/安久澤連∥英雄互いに黙契す-仙台維新前夜譚-/牛島富美二 連載随想 榴ケ岡(文学と非文学の間で④)/石川繁 「仙台文学の会会則」・同人住所録・編集後記 表紙・カット(写真)/色川幸子 |
74号 平成21年07月15日発行 「小説・書くひと=読むひと・ネット」に書き込みがあります。 巻頭詩 海原/色川幸子 小説 幻のブタ/佐佐木邦子∥白い兎/江田律∥榧の木の下で撮った一枚の写真/渡辺光昭 随想 津久毛橋探訪/石川繁 詩 手術前、その後/金子忠政∥いじめ/昆野恵子∥苺-モノものがたり⑦/牛島富美二 小説 蕪栗沼/近江静雄∥霹靂の残響・二の句(現代片象⑫⑬)/牛島富美二 連載随想 雑草雑話(文学と非文学の間で③)/石川繁 「仙台文学の会会則」・同人住所録・編集後記 表紙・カット(写真)/色川幸子 |
73号 平成21年01月10日発行 創刊45周年記念号 小説 落下傘花火/渡辺光昭∥思うは青葉城-仙台藩戊辰史譚-/近江静雄∥おもかげ/江田律∥妻恋いの果て/牛島富美二 詩 内視鏡と図書館/金子忠政∥遠景/色川幸子∥赤い羽衣/笠原千衣 随想 民話「お月お星」について/佐佐木邦子∥姉歯の松探訪/石川繁 詩 ただひとたびの-/昆野恵子∥電話機-モノものがたり④-/牛島富美二 連載随想 宮城野の萩(文学と非文学の間で②)/石川繁 「仙台文学の会会則」・同人住所録・編集後記 表紙・カット/色川幸子・金子拓 |